店主の独り言

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2018.02.02
『水府自慢・ナンバー10の進化形態が体感できますよ!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今朝も水戸では4センチの積雪となり、例年よりも雪のお天気が多くてびっくりしています!今月半ばから始まる『水戸の梅まつり』会場でもある偕楽園も雪化粧となり、珍しい雪の偕楽園の写真を撮ろうと、多くの写真愛好家の方々で賑わっているそうです。

今日は、水戸にある二軒の酒蔵さんの一つ『明利酒類』さんのお酒についてお話ししたいと思います。明利酒類さんと言うと、『梅酒』の印象が強い蔵元様ですが、実は日本酒造りに欠かすことのできない『酵母』を開発するなど、技術力の高い蔵元さんなんです。

『小川酵母』で知られる『協会10号酵母』発祥の蔵元であり、現在は大吟醸などに使われている吟醸酵母『M-310』を開発した蔵元として業界内では知る人ぞ知る蔵元なんです。その蔵元が昨年春に満を持して発売した新ブランドが『水府自慢・ナンバー10』なんです。水戸の街は昔、『水府』とも呼ばれていた事に因んで名付けられた銘柄です。

現在、発売されている『水府自慢・ナンバー10』シリーズは三種類で、原料米や精米歩合などは違いますが、すべて『10号酵母』で仕込まれたお酒です!そのお酒を造る菊池杜氏は、卓越した技術を持ちながらも、斬新な味わいを追い求める探求心に満ち溢れた熱血漢で、同じ酵母で仕込まれたとは思えない、バリエーションに富んだ味わいのお酒に仕上がっています。

写真真ん中の青文字10は、今年の搾りたて新酒で、美山錦を50%まで磨いて醸した『純米大吟醸の直汲み生原酒』です。プチプチとした舌触りと軽やかな酸味と甘味は、ラムネを思わせる斬新な味わいです!初めて日本酒を飲む方やすっきりとした味わいのお酒が好きな方にお勧めの一本です。続いて、赤文字10は茨城県産の酒米『ひたち錦』を50%まで磨いて醸した『純米吟醸・一回火入れ』です。柔らかな旨味と後口のキレが良いので、食事をしながらでも飲み飽きしない一本です!

そして最後は、漆黒のラベルに白文字10の『純米酒』!お燗でも楽しめる味わいをイメージして造られたこの酒は、66%精白の五百万石で造りました。サラリとした軽やかな味わいを残しつつ、しっかりとした旨味とキレのある後口を感じるお酒です。

昨年から発売された『水府自慢・ナンバー10』の進化を実際に味わうことのできる個性あふれる三銘柄となっています。今年は、明利酒類さんからこれからどんなお酒が登場してくるのか、目が離せませんね~(笑)

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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