- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!ʅ(◔౪◔ )ʃ
2011年3月11日の東日本大震災から9年が経った今もなお、故郷、浪江町での酒造りを目指して邁進する磐城壽の蔵元、鈴木酒造店さんの復活の軌跡を書き上げた本『福島で酒をつくりたい』が出版されました。
震災の津波で蔵ごと流されながらも、異郷の地、山形県の長井市で僅か8か月後に酒造りを再開した、不屈の精神で酒造りを続ける『鈴木酒造店』さんに密着取材したドキュメントの本です。そこには、家族一丸となって酒を醸し、再び故郷、浪江で酒を造りたいという蔵元が思い描く故郷へと続く道があり、銘酒『磐城壽』復活にかける家族の姿が描かれています。
磐城壽を代表する銘柄のひとつに、『磐城壽・生酛純米生原酒』があります。福島県産契約栽培米『五百万石』と、蔵元オリジナル酵母で醸した生酛仕込みの生原酒です。磐城壽さんのお酒は熟成タイプのしっかりとした味わいのお酒に目が行きがちですが、爽やかな口当たりの中に、柔らかな旨味とコクを持つこの酒は、まさにこの時期、味わいたい一本です。
そして、春の酒として蔵の代名詞ともいえるのが『磐城壽・中汲み純米生原酒』です。うっすらと滓が絡み、上品な甘みを持つこの酒は、春の訪れを告げる魚として知られる白魚との相性が抜群です!他にも、しっかりとした味わいの『磐城壽・山廃仕込み・赤ラベル』や円熟した旨味が楽しめる『磐城壽・熟成純米あかがね』などもお勧めです!
最後に、長井市に来てから新たに加わった銘柄『一生幸福』は、今や『磐城壽』に並ぶ蔵元の代表銘柄となっています。機会がありましたら、是非、蔵元復活の奮闘記を書き記したこの本を手に取ってみてください。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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