- 店主の独り言
先日行われた、国産ワインコンクールにおいて、金賞を受賞したシャトーメルシャンの中でも、とっておきのワインが、ほんの少しだけ入荷致しました
シャトーメルシャン・メリタージュ・ド・城の平2009年
これが、そのワインです。
また、それと同時に、こちらも少しだけですが、今回は奇跡的に水戸にも入荷致しました。
シャトーメルシャン 大森リースリング2010年
横手市大森地区で1982年からリースリング品種の契約栽培に取り組み、冷涼な気候の下、栽培農家とともに良いワインを造るべく日々努力を注いでいます。状態の良いポテンシャルのあるブドウを選び、その中でも選抜されたキュヴェが『シャトー・メルシャン 大森リースリング』になります。
国産ワインコンクール 銅賞受賞
シャトー・メルシャン 大森リースリング2010年 750ml 2720円
上記のワインの、詳しい内容は、下記に紹介させていただきますので、ご覧ください。
シャトー・メルシャン
メリタージュ・ド・城の平 2009年 750ml 3540円
Chateau Mercian Meritage de Jyonohira
1984年、メルシャンは勝沼町の自社畑『城の平』で、垣根式によるカベルネ・ソーヴィニヨン品種の栽培を始めました。このワインは、徹底した栽培管理が行われる『城の平』で収穫されるカベルネ・ソーヴィニヨン品種とメルロー品種をバランスよくブレンドして造られています。カベルネ・ソーヴィニヨン品種のしっかりとした骨格とメルロー品種のエレガントな味わいがバランスよく調和し、華やかさと繊細さを併せ持つワインに仕上がっています。『メリタージュ』とはボルドー系の品種をブレンドしたワインの呼称です。
【産地】 山梨県甲州市勝沼町
城の平ヴィンヤード
【使用品種】 カベルネ・ソーヴィニヨン52%、
メルロー48%
【色】 赤
【栽培方法】 垣根式栽培
【収穫】 手摘み/10月中旬(メルロー)、
11月上旬(カベルネ・ソーヴィニヨン)
【発酵】 ステンレスタンクおよび木桶発酵
28~30度 約12日間
【育成】 オーク樽 (新樽100%)育成 約18カ月
【生産本数】 約1,000本
ヴィンテージ情報(ヴィンヤード・マネージャーの弦間浩一氏)
冬の平均気温は平年に比べ約2度高く3月に入ってからも高い気温で推移した。 サクラの開花は昨年より4日早く1990年と並び観測史上3番目に早かった。 6月中旬までは晴れの日が多く、気温も高めであったため、ブドウの萌芽や開花は平年に比べて5~7日早く順調に生育した。 2004年を彷彿させるヴィンテージを期待した矢先の6月下旬から曇天日が続き、例年になく早く梅雨明け宣言されたが夏空は3日間のみとなり、その後太陽は雲隠れしてしまい戻り梅雨の様相となった。 例年は蒸し暑さが続く時期であるが、湿度・夜温とも低く推移したためブドウの病気発生は少なかった。 台風が去った8月中旬から好天が続いたものの、最高気温は30度前後で凌ぎやすく、早朝は冷涼で寝苦しい日がなかった。 夏にこれだけ「日較差」がある年は珍しく、甲州、ベリーA、カベルネとも着色が促進され見た目は早期に収穫が出来るような色づきとなったが、成熟初期の日照不足が影響して酸が高かったため、適正酸度まで収穫期を遅らせた。
テイスティング・コメント(ワインメーカーの生駒元氏)
やや褐色がかったガーネット色。ブラックベリーや腐葉土、なめし皮、インクなどの香りの中に、ヴァニラや杉などの樽由来の香りが溶け込んでいる。口に含むとジューシーな果実感と、ブレンドによる重層的でシルキーなタンニンが心地よく余韻に残る。豚肉の生姜焼きや鶏の照り焼きなどの和風料理から、上質な牛ステーキなどの洋風料理まで幅広く合わせられる。(2012年6月)