店主の独り言

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2015.06.16
お酒の学校 10時間目 焼酎編 『本格焼酎って何?』

  • 店主の独り言

みなさんこんにちは!  『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬 敦志です。

本日から、いよいよお酒の学校の『焼酎編』を始めます!

専門的な本はたくさん出廻っていますが、ここでは、敢えて消費者目線の話を心がけたいと思います。

時々、専門用語が飛び出すことがあるかもしれませんが、分かりやすく表現しますので、

ご安心くださいね~

焼酎は、日本酒と同じく、日本古来のお酒ですが、日本酒との決定的な違いは、

その味わいとアルコール度数です。蒸留している為アルコール度数が高く、

甘味が少なく、後口がサッパリとしている点が、焼酎の最大の魅力です。

芋、麦、米、蕎麦、黒糖、等、色々な原料から造られています。

それでは、焼酎の世界をご紹介したいと思います。
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『甲類』や『乙類』、『本格焼酎』などと言った、言葉を聞いたことがありますか?

焼酎は、酒税法上、『甲類』と『乙類』の二種類に分類されているんです。

甲類焼酎は連続式蒸留機で蒸留を行なっています。

そのため、無色透明でピュアなクセのない味わいが特徴です。

ピュアでクセがないからこそ、その楽しみ方も様々、

酎ハイやサワー、カクテル、果実酒、薬用酒と・・・無限に広がります。

ちなみに、アルコール度数は36%未満に規定されています

一方の、乙類焼酎は単式蒸留機で蒸留が行われています。

原料の風味が生かされているのが特徴で、

その味わいは非常にバラエティに富んでおり、

米、麦をはじめさつまいも、そば、黒糖などが使われています。

アルコール度数は45%以下のものです。

つまり、

『甲類』は何かと割って楽しむ焼酎! (ジンロ、鏡月、大五郎、等)

『乙類』はそのままの味わいを楽しむ焼酎!(当店で扱っている焼酎はこの部類です)

なんですよ~

例えば、居酒屋さんでお酒の注文をする時に、甲類焼酎を下さぁ~い!

なんて、言っても通用しません。

〇〇サワーを下さい!ですよね・・

かたや、乙類焼酎なら、麦焼酎を水割りで!

とか、芋焼酎をお湯割りで!と言えば通じます。

そういう事なんですねぇ~!!
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焼酎を購入する際に、甲類と乙類を見分けるには、ラベルをご覧になってください。

甲類焼酎には裏ラベルに甲類と記載されています。

乙類焼酎には乙類の記載はありませんが、

その代わり『本格焼酎』と、記載されています。

このように焼酎には様々な表示や製法の違いはありますが、

最大の魅力は、『自由な飲み方が楽しめる!』と、いう事ですね。

ストレート、ロック、お湯割り、水割り、ソーダ割り・・・・。

私の夏のお気に入りの飲み方は、樽熟成の麦焼酎をソーダで割ってレモンを入れる!

爽やかです。

私の奥さんはレモンスカッシュで割って飲んでいます(笑)

次回からは、本格焼酎の世界をご案内いたします

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