店主の独り言

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2015.06.18
お酒の学校 12時間目 本格焼酎編 『4つのキーワード』

  • 店主の独り言

みなさん! こんにちは(^O^)

『楽しい飲酒案内人』の木名瀬 敦志です!

梅雨に入ったとはいえ、雨が少なくて今年の夏が心配ですね(^_^;)

夏本番に向けて当店のゴーヤーのグリーンカーテンも着々と育っています。

今月末には、初収穫が出来るかもしれません、今からとっても楽しみです!!

さて、今週からスタートした、お酒の学校 本格焼酎編ですが、

本日は、

『4つのキーワード』

という、話をしたいと思います。

焼酎のラベルは、よく分からないものが多くて困ります(?_?)

こんな話を良く耳にしますが、本当にその通りですね~

日本酒の時もそうでしたが、焼酎のラベルに至っては、

味わいを確認する表記が皆無に近いと思います。

消費者の立場からすると、本当に不親切極まりないですね~

では、実際に焼酎のラベルを見てみましょう!

ラベルには、商品名の記載と共に、先日お話ししたように『本格焼酎』の記載があります。

それと同時に、原材料、アルコール度数、容量、製造者名、が列挙しています。

でも、これらの内容だけでは中身の味わいを想像する材料にはなりません。

この記載事項だけで商品の中身を判断することなんて、

酒屋が本業の私でもお手上げです(ー_ー)!!

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しかしながら、そんな得体のしれない本格焼酎でも、

次の4つのキーワードさえ押さえておけば何とかなります!

『原材料』 

『麹』 

『蒸留方法』 

『仕込み&熟成方法』

この4つのキーワードは、いわば、焼酎を造る際の製造方法です。

私たち酒屋は、これらの情報法を基に、商品の味わいを想像し、

実際に味を見て、皆様方に説明をしています。

それでも足らない場合は、蔵元に聞いたりして情報をインプットしています。 

これらのキーワードを『原材料』  『麹』  『蒸留方法』  『仕込み&熟成方法』

の順に組み立てて行けば、大体の味わいが想像することが出来るんです。


この順番がとても大切なんですよ!

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しかし、残念なことに、これらのキーワードは、

すべてがラベルに記載されていると言う訳ではないんですよ(^_^;)

また、言葉自体を省略していることもあり、見つけることがとっても難しいんですね!

え~、それじゃあ、だめじゃない!

って諦めないで下さい。

そんな時は、お酒を購入する時に、お店の方に聞いてみて下さい。

多分・・・教えてくれるはず・・・

『原材料』 『麹』 『蒸留方法』 『仕込み&熟成方法』


さあ、これら4つのキーワードを覚えて、焼酎の世界を攻略しましょう~(^_^)v

次回からは、これらのキーワードそれぞれを、分かりやすくご紹介していきますね!
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