- 店主の独り言
こんにちは! 『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
明日は父の日ですね~
母の日に比べて、父の日は何となく影が薄いような・・・・
普段の感謝の気持ちを込めて、今夜はお父さんと一杯、いかがでしょうか?
今日は、本格焼酎の『おいしい飲み方』についてお話ししたいと思います。
お酒の飲み方なんて、他人に、ああだ! こうだ!
と言われて飲むもんではありませんが、
少しでも、美味しく楽しく飲んでいただくためにも、
ご参考までにお話しさせていただきます。
一般的には、お湯割り、水割り、ロックが基本とされていますが、
それぞれの飲み方にそれぞれの個性と美味しさがあります。
お湯割りにするとふんわりと香りが立ってやわらかな旨みが感じられ、
味の厚み、コクが大きくなります。
また、水割りにすると香りと味が閉じこもり、その分キレが増し、
刺激や雑味が押さえられ、口当たりよく楽しむことができます。
一般的に食中酒に向くアルコール度数は14~15度と言われ、
アルコール度数25度の焼酎をロクヨン(焼酎6:湯や水4)で割ると
ちょうどそれくらいの度数になる為に、多くの蔵元が推奨していますね!
では、原料の違いではどのように飲むのが良いのでしょうか?
私が考えるには、
『芋、温かく! 麦、冷ややかに!』
でしょうかね~
芋焼酎の甘みと旨味を引き出すには、お湯割りが良いですね!
あまり熱くないお湯で、少しだけ薄めに作るのがお勧めです。
温かい焼酎を飲むことで、早く酔う事が出来、酔い覚めもすっきりとします。
長い時間友達と飲むのにはもってこいの飲み方ですね。
最近ではオンザロックの飲み方も多く見受けられますが、
この飲み方は東京発信の飲み方なんですよ。
また、麦焼酎の場合は、ちょっとだけ薄めの水割が良いですよ!
麦の甘みと香りが引き立ち、キレの良い後口によって何杯でも飲む事が出来ます。
しかしながら、『楽しい飲酒生活案内人』を自称する私としては、
これだけで終わるわけにはいきません(笑)
この夏にお勧めの、とっておきの飲み方をご紹介いたしますね(^_^)v
芋は温かくと言いましたが、夏はやっぱり冷たい飲み物が美味しいですよね~。
それは、『焼酎ハイボール』です!
本日は、麦、米、芋、それぞれの美味しい焼酎ハイボールの作り方をご紹介いたします。
美味しいハイボールの作り方は、
6月12日のブログ『夏のウヰスキー』でもご紹介しましたが、
焼酎の場合は、柑橘系の果物を入れるとより一層美味しくなります。
そして、同じ柑橘系でも芋と麦では合う果物が違うんですよ~。
嘘のようなホントの話です。
まず、米と麦の焼酎の場合は、皮の黄色いフルーツを使って下さい。
例えば、レモンやグレープフルーツ、等がそうです。
特に、樽で熟成させた焼酎の場合は抜群に美味しくなりますよ。
米焼酎の時は、あまり果汁を入れないで、皮の方の香りを付ける
くらい(レモンピール)が良いですね!
麦焼酎の時は、皮の部分を少なくして果肉の方を多めに入れるといいですよ、
皮を入れると皮の渋味で焼酎の味わいがえぐくなってしまいます。
次に、芋焼酎についてお話しいたします。
芋焼酎を炭酸で割る場合は、ちょっとだけ濃いめに作るのがポイントです!
加えるフルーツは、皮の緑色の物を選んでください!
例えば、ライムやカボス、スダチ、等です。
くれぐれも、フルーツの色は間違わないように・・・。
せっかくの美味しさが損なわれてしまいますから(^_^;)
最近では、紫芋を使った物や、焼き芋の焼酎などもありますので、
そちらを活用するとより一層甘みの際立った味わいになります。。
いかがですか!
今年の夏からと言わずに、早速、明日の父の日にでもお試しください!
焼酎好きのお父さんに、作ってあげれば、お父さん感激すること、間違いなしです!
私にも、誰か作ってくださぁ~い・・・