- 店主の独り言
皆さんこんにちは! 『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です。
このところ、お酒の学校の話が続いたので、
今日は頭を休める意味でも、ちょっと違う話をしようかと思います。
貴方がもし、どんなに素晴らしいお酒を手に入れたとしても、
それを飲む器がよくなかったら、せっかくの味わいも今一つになってしまいます。
それほどまでに、お酒を飲むときの器は大切なんですよ~!
今日は、そんな! 『器とお酒の味わいの関係性』の話をしたいと思います。
題して、
『器で変わるお酒の味わい!』
どんなに美味しいお酒でも、飲むときの器の形状によって、
その味わいは大きく変わってきます。
お酒のタイプに合った器を使うことによって、
より美味しく、より楽しむことができるんです!
では、お酒のタイプに合わせた器にはどのようなものがあるのでしょうか?
日本酒を例にとってご説明いたしましょう!
日本酒を楽しむ際には、二種類のタイプに分けることが出来ます。
香りを楽しむタイプ!
味わいを楽しむタイプ!
それでは、それぞれの器の形状を簡単にご説明いたしましょう!
今回は、当店オリジナルの、笠間焼の日本酒タンブラーを使ってご説明いたします。
まず、右側(青)の香りを楽しむ器です。
こちらの形状の最大の特徴は、胴体の部分のふくらみが少なく口の部分がすぼまっています。
このような形の器で飲むと、お酒が口の奥の方へすぅ~っと、入って行き、
鼻腔を通じて香りを感じることが出来ます。
次に、左手(緑)の味わいを楽しむ器です。
こちらの形状の最大の特徴は、胴体の部分が膨らんで丸みを帯びています。
口の部分は、一度すぼまりますが、最後は花のように広がっています。
このような器でお酒を飲むと、上唇の方からお酒が垂れ落ちてくるように
口内の両脇に広がってきます。そうなることで、お酒の味わいを感じやすくなります。
なかなか、文章で説明するのは難しいのですが、
一度試していただけると分かるのではないでしょうか・・・。
キリンビールさんのテレビコマーシャルでも、
5種類の形状の違うグラスで飲むとビールの味わいが変わる!
と、某アイドルグループも言っています。
5種類の違いとは、味わい、香り、のどごし、スッキリ、泡。
ご覧になりましたかぁ~
このように、日本酒やビールでも違いが出てきますので、
ましてや、ワインや焼酎、ウヰスキー、等々。
皆様が、普段飲んでいるお酒を、様々な形状の器を使う事で、
その楽しさは何倍にも膨らんできますね~(^O^)