店主の独り言

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2015.07.04
『ウイスキーの美味しさは、氷で変わります!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!

茨城県水戸市の酒屋、リカーショップキナセの店主

『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

最近は、ウヰスキーや焼酎を楽しむ方も多くなってきました。

せっかくお気に入りのお酒を飲むのですから、

どうせなら美味しく味わいたいと思いますよね。

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今日は、そんな皆様方の楽しい飲酒生活の助けになればと思いまして、

氷のお話をしたいと思います!

お酒の中に直接入れる氷や水は、お酒の味わいそのものに影響を与える、

と言っても過言ではありませんからね!


春から夏へと向かい、気温の上昇とともに、

ウイスキーもオン・ザ・ロックやハーフロック、

氷をたっぷり詰めたハイボールなどがよりおいしく感じられる季節となってきました。

氷はウイスキーの良きパートナーと言われています。

プロのバーテンダーさん達は、氷によってウイスキーのおいしさが左右されるのを知っていますので、

使う氷にもこだわっています。

美味しい一杯を愉しむためには、市販の氷(ロックアイス)を使うのがお勧めです。

不純物をろ過した水をゆっくりと冷却してつくられているため、

空気(気泡)を含まず、結晶が大きく透明で溶けにくい氷となっています。

溶けにくいためにお酒がすぐに水っぽくならず、

また、溶けた水自体も美味しいので一石二鳥ですね!

理想を言えば、、毎回市販の氷を使いたいところですが、中々そうはいきませんよね(^_^;)

家庭用冷蔵庫の自動製氷や製氷トレーで作られた氷は、

サイズが小さく、気泡を含んでいるために溶けやすいのが難点なのですが、

次の二つのポイントを押さえるだけで 家庭の冷蔵庫でも美味しい氷を作ることができるのですよ。

「ゆっくり凍らせること」 と 「氷に空気を残さないこと」


一度沸騰させた水もしくはミネラルウォーターを、

やや大きめのふた付き容器(タッパーなど)に入れ、

製氷室の中面と直接に触れないよう割り箸を敷いて置いて容器を置きます。

そして完全に凍らせず、全体の2/3ほど凍ったところで氷を取り出し、

中心に残っている水を捨てます。

水全体に含まれていた空気は中心の凍っていない水に残り、

周りの2/3には透明な氷ができあがると言う訳です。

そして、出来上がった氷はすぐに使用せずに、

一度ビニール袋に入れて一晩再冷凍することで、

さらに固くしまった氷にできるんです。

また、製氷室内で時間が経った氷には霜や冷凍臭、

ビニール袋に入れたまま保存しているとビニール臭がついていることもありますので、

そんな時は、氷をグラスに入れたらサッと軽く水洗いしてください。

氷の表面に着いた霜や臭いが洗い流されて、

ピカピカとした素晴らしい氷が顔を出してくれますよ~

このように、ほんのひと手間で、ウイスキーの風味を損なうことなくおいしく愉しめます。

『ウイスキーの美味しさは、氷で変わるんです!』


これで、貴方のウイスキーライフがより楽しくなることを願っています!

早速、ご自宅でお試しくださいね(^_^)v

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