店主の独り言

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2015.08.25
『おもてなし接客の極意は、寄り添うこと』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』 
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

酒屋という職業は、実に様々お客さま方と接する機会が多いと、最近になって特に思う事があります。ご来店下さるお客様の年齢も好みも様々で、ご来店の目的ひとつとってみても、自分が飲むためのお酒だったり、誰かに差し上げるものだったり、はたまた、イベントに使うものだったりと、一つとして同じものはありません。

毎日ご来店いただいた方々とお話しし、いろいろな事例に接する際に、自分自身で特に気を付けていることがあるんです。それは、『常にお客様に寄り添う』という事です。寄り添うと言うのは、ご来店いただいた方にすぐに近づいて行って片時も離れない(笑)、という意味ではなくて、接する際には『お客様の気持ちになる』という事なんです。

お客様の中には、『こんな初歩的な事を聞くのは恥ずかしいかな・・』とか、『高いお酒じゃないと美味しくないかな・・』とか、色々な疑問や不安、心配等を持たれている方もいると思います。当然です、お客様は酒屋ではないのですから、お酒の知識がなくても恥ずかしくも何ともないのです。分からないことは遠慮なく聞いて欲しいと思っています。

そのためには、私たちが『遠慮なく聞いてもいい』という態度というか、雰囲気をまとっていなくてはいけません。ちょっとした言葉遣いや態度がお客を不安や不快にさせてしまわないよう、お客様が今何を私たちに望まれているのか、常に考えることが大切だと思っています。

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最近よく『おもてなし』という言葉耳にしますが、その、おもてなしの精神こそが、相手の気持ちに寄り添う事なんだと思います。お客と店主という立場で、お客様と対峙するのではなく、同じ方向を見ながら相手の気持ちになって、最良の選択をするお手伝いをすることが、本当のおもてなしの接客なんだと思うのです。

世の中には、至る所におもてなし接客の達人たちがいて、多くの人達を幸せな気持ちにしてくれています。例えば、ホテルのコンシェルジュさんや老舗旅館の女将さんは、正におもてなしの心得を持った達人ですよね。世界中の様々な方々のご要望に心から応えようとする姿勢には、同じ接客業をするものとして見習う事ばかりですね!気分よく宿泊するには、部屋や料理も大切ですが、接する方々のもてなしたいと思う気持ちが大切ですね。

また、レストランの場合なら、ギャルソンやソムリエの方々も、お客様に寄り添うと言う点でいうと、最高の黒子としてお客様が気持ちよく楽しく過ごせるように全力でサポートしています。ワインの知識やマナーが分からなくっても、お客様に負い目に感じさせることなく、自然と会話の中から最良の選択を導いてくれるんですよ~

扱う商品や仕事内容に違いはあれど、お客様を心からもてなしたいと言う点においてはどんな職業も同じです。ほんの少しでもこの店に来てよかったと思われるように、一人一人の心に寄り添って、おもてなしの接客を心がけたいと思います。そのためにも、たまには自分もおもてなしされる側にならないとダメですね。また、夢の国に行って来なくっちゃね(^_^;)ディズニーのおもてなしは、凄いんですよ!その話は、また今度・・・。

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