店主の独り言

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2015.09.03
『酒屋の防災学』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』 
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

9月1日は防災の日で、全国各地で防災訓練が行われていましたが、皆様の所では普段どのような災害に対する備えをしていますか?最近になってまた、地震が多く感じられるようになり、先の東日本大震災の記憶が脳裏をかすめます。私の住んでいる茨城県はいまだに余震が続いているそうで、再発の可能性がものすごく高いのだそうです(*_*)

そこで、今回は酒屋ならではの視点に立った、地震に対する防災を考えてみたいと思います。まず、皆さん、酒屋で扱っている商品を想いうかべてみてください。日本酒や焼酎、ワインにウイスキー等々、お酒の容器は多くがガラス瓶に入っています。最近では紙パックやペットボトル、缶の容器も多くはなっていますが、いまだに多くのガラス製の容器が使われているんですよ!つまり、倒れたり床に落ちたりすれば、割れるという事なんです!

地震が起こるとテレビのニュース番組では、よく酒屋さんの店内で多くのお酒が割れている様子が写し出されますよね!酒屋にとって地震による損害は死活問題と言っても過言ではありません。ちなみに、2011年の震災の時に当店で最も多く割れた物が、日本酒や焼酎の一升瓶だったんです(泣)

実をいうと、水戸は昔から地震が多くて震度3や震度4位までは、今まで大した被害もなかったので、地震被害のニュースを見るたびに他人事のように感じており、店内の地震に対する備えは全くと言っていいほど行っていませんでした。それが、あの大地震でしたので、店内の惨憺たる状況を目の当たりにして、最初に頭をよぎったのが、『テレビ局が取材に来る前に、早く片づけなければ、全国に流れてしまう!』という、今になって思い出すと、何とも恥ずかしい・・・。

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私の所では、紙パックやペットボトルに入ったお酒は置いていませんので、当然全てが割れてしまう可能性を持っています。地震が来なければ問題ありませんが、ひとたび起こってしまったら取り返しのつかないことになってしまうと言う点では、まるでギャンブルのような商売なんだと、遅ればせながら気が付きました(笑)

あのような苦い思いをしないためにも、店内の至る所に防災の工夫を凝らそうと考えております。地震で割れてしまうから置かないのではなくて、地震の揺れでも割れないような工夫をするのが私の使命ですね(笑)次回は、私の所でも成果を上げた地震対策をご紹介したいと思います。皆様の所でも、効果的な方法がありましたら、是非教えて下さい。

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