店主の独り言

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2015.09.07
『ヒヤオロシは目でも楽しめる秋上がりの美酒!』 お酒の学校29時間目、日本酒編

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

今日から『秋上がり』『ひやおろし』の様々な楽しみ方について、何回かに分けてご紹介していきたいと思います!本来は、その味わいの良さから秋の旨い酒として酒通の間でも愛飲されてきましたが、最近では見た目にもとっても楽しいラベルが多く見受けられるようになってきました。味わいと共に、ラベルデザインも合わせて楽しみたいですね!

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山を彩る紅葉のように、赤や黄色、橙、等と言った具合に、心温まる暖色系の色合いが多く使われるのもこの季節のお酒の特徴ではないでしょうか!また、色合いだけではなく、可愛らしい絵が描かれていたり、単色のシンプルな物や文字だけで訴求するものなど各蔵元の特徴がラベルに良く表れています。では、どうして暖色系の色合いのものが多いのでしょうか?

円やかで落ち着いた秋のお酒の味わいから連想しているようにも思われますが、そこには、消費者心理をうまくついた、売り手側の緻密な戦略が隠れているんです。皆さんは、普段良く行くスーパーマーケットのお酒売り場をじっくりと見たことがありますか?その中で、最も多くの商品が並び広いスペースを取っているのが紙パックの日本酒なんですよ!

一見するとどれも同じ銘柄のように見えますが、それぞれ違うメーカーが造っていて、よぉ~く見てみると微妙に違っているんです。特にこの時期のパッケージは同じような暖色系の物が多く並びます。ではなぜこのような事が起こるのでしょうか?

そこには消費者に好まれるパック酒の三大要素が関係しているんです。その中でも最も大事なのがパッケージの色合いで、オレンジを基調とした暖色系である事。次に容量、本来日本酒の一升瓶は1800ミリですが、今や3Lや4Lもあるそうです。そして最後は、価格です。このタイプの商品は、見た目は変わらないので、価格の安さが優先するんです。
確かに、よほどこの銘柄が好きだという事でもない限り、見た目と価格で選んでしまいますよね(^_^;)

このように、大手のメーカーさん達も一目置くようにラベルのデザインには力を入れていますので、普段何気なく選んでいるお酒を、ラベルを見て選ぶのもこの時期ならではの楽しみかもしれませんね!旨味ののった秋上がりのお酒を、舌の上で楽しんだ後は、目でも楽しんでみませんか!あ!そうそう、色気のないラベルもありますので、そのお酒たちも見逃さないで飲んでくださいね(^_^;)

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