店主の独り言

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2015.09.10
『ぬくもりで感じる秋の気配!』 お酒の学校30時間目、日本酒編

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

暑さ寒さも彼岸まで!とはよく言ったもので、朝晩の肌に感じる風が涼しくなってきたように感じます。日中の最高気温も30度を下回るようになってきて、もうじき本格的な秋の装いが始まるのだと日ごとに感じるようになってきました。

これからの季節は、常温(18度)~ぬるめのお燗(38度)で頂くと美味しく楽しめるお酒が数多く出てきます。落ち着いた香りと円やかな味わいを持った秋上がりのお酒は、飲むときの温度によって味わいが変化してきます。お酒の個性に合わせた温度帯でいただくことで、お酒本来の持つ旨味を最大限に引き出すことができるんです。

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例えば、初めは少しだけ冷やし気味にして香りを楽しみ、時間と共に徐々にグラスに注いだお酒のお温度が上がってくると、それと同時に閉じこもっていたお酒の味わいも花開いてくる、そんなおつな楽しみ方もいいですよ(^O^)自分の体温よりも低い温度のお酒を飲むと、香りを感じやすくなり、また、体温よりも高い温度のお酒の時は旨味を感じやすくなります。

また、冷えた状態のお酒を飲むときは、口に含んだ時にすぐに飲み込まず、一、二秒ほど口の中にとどめてから呑みこんで、鼻から息を抜くようにすると、何倍もお酒の味わいを感じられます。これは、私どもがお客様に試飲をしていただく時によくお話しするもので、試した方からは『こんなにお酒の味わいが広がるなんてびっくりです!』等と言われます。

お酒の個性に合わせて様々な温度帯でお酒の飲むのに合わせて、是非旬の食材との食べ合わせを試してみて下さい。元来日本人は一汁三菜の食事をしていたことから、口の中で様々な味の食材を同時に食べて味わう事が出来ます。これは、口中調味といって、口の中で様々な料理の相性を組み合わせることができる特殊能力なんだそうです。

まるで、ニュータイプのような能力を持つ我々日本人なら(笑)、温度の変化による味わいの口中調味も出来るかもしれませんね!秋の風を肌に感じながら、旨味を引き出すお酒の温もりを見つけてみるのも、また、一興ではありませんか!秋の夜長は、これからです。皆様のこれぞ、と言ったベストマッチングを是非教えて下さい。

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