店主の独り言

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2015.09.18
『蕎麦と日本酒と私 』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

遂に念願の蕎麦打ち道具が手元に届きました!蕎麦打ちを趣味とする者にとって、喉から手が出るほど欲しい物が『そば切り包丁』なんです。他にも、こね鉢や麺棒、こま板、等々沢山の道具を使いますが、何と言っても、包丁にだけはこだわりたい!そば切り包丁一つとっても、右利き用と左利き用があり鋼の材質や持ち手の加工など実に様々です。

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お酒の世界と一緒で、日本酒をたしなむ際に使う徳利や片口、お猪口に対する酒飲みの思い入れは幅広く果てしない物があります。実際に私もお酒の酒器を選ぶ際には、飲むお酒の種類や状態によって変えたりしますので、実用性を考えただけでも多彩ですし、ましてや、個人の好みや趣味ともなると、切りがありませんね(^_^;)今回手に入れた蕎麦包丁も私の好みに合った形状のものとなっていますので、使うのが今から楽しみです。

蕎麦と言えば、これからが新そばの季節を迎え、茨城県も『常陸秋そば』の名産地として全国に広く知られています。新蕎麦の醍醐味は、何と言っても見た目の美しさと噛んだ時の香りです。新蕎麦粉で打った蕎麦は、茹で上がりと共に淡い緑色に光輝き、ほのかに甘い香りを漂わせています。一口噛みしめると、蕎麦の甘い香りが口の中で広がり鼻腔をくすぐるように抜けて行きます。

蕎麦の味わいをストレートに味わうには、つゆに付ける前にそのまま口に運んでみるのが一番です。つゆの醤油とカツオだしの味に邪魔されることなく、蕎麦の甘みと旨味を堪能することができるんです。そういえば以前お酒の会の時に、蕎麦をつゆではなくて日本酒に付けて食べたことがありますが、蕎麦の甘みと日本酒の甘みとがあいまってすごく美味しかったです。正に、水蕎麦ならぬ、酒蕎麦です(笑)

蕎麦と日本酒の相性の良さは折り紙つきですが、爽やかな香りを持つ新蕎麦を肴に、秋上がりの旨味ののった酒をチビリと頂けば、口の中には得も言われぬ感動の味わいが生まれてくることでしょう!日本人独特の味覚と言われる旨味の感覚を、蕎麦と日本酒の中から感じ取ることができるでしょう。甘さの中にある旨味、それが蕎麦と日本酒の共通点かもしれません。

11月くらいには、今年とれたての蕎麦粉が出回るでしょうから、早速、今回手に入れた包丁を使ってみようと思っています。打ち立ての新蕎麦と秋上がりのお酒をお気に入りの酒器で飲むのを想像しただけで、今からワクワクが止まりません。お気に入りの道具を見てにやけている姿は、あまり他人さまにはお見せできるものではありません(笑)

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