店主の独り言

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2015.10.24
『黒糖焼酎のお湯割りは薄目がうまい!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

奄美大島の弾丸ツアーから帰ってから、すっかりと黒糖焼酎の魅力にはまってしまい、毎晩のように飲んでいます。黒糖焼酎と言ったら、今まではロックやソーダ、ジュースで割ったりと、冷たい状態で飲むことが多かったのですが、蔵元の社長さんと飲んだ時に、『島ではお湯割りですよ!』の一言でお湯割りを飲んでみたところ・・・鼻腔から立ち上がる上品な甘さと、サッパリとした後口が今までのイメージをガラリと変えてくれました。『黒糖焼酎のお湯割りって、意外と良いじゃないか!』と思わず心の中で呟いてしまったほどです(笑) 孤独のグルメの五郎さんの口調で(笑)

蔵元にお邪魔して飲んだ黒糖焼酎(龍宮)のお湯割りの美味しさが忘れられなくて、何度も作っては味を見ているのですが、中々あの時の味わいが再現できません。
やはり、現地で味わうのとは違うのかなぁ~?と思いつつ、焼酎とお湯の割加減を変えたり、お湯の温度を変えてみたりと色々と試行錯誤。

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毎晩お湯割りを飲む中で、ようやく丁度よい割加減を見つけることが出来ました。ついつい濃いめに作ってしまいがちですが、実は思っていたよりも薄目に作ることで黒糖の甘みを感じやすくなることに気が付きました。それが、アルコール度数が6%くらいのお湯割りでした。使うぐい飲みは何でも構いませんが、私は陶器製の200cc位入る小ぶりなものを使っています。

まず、お湯は沸騰する直前の物をあらかじめポットに入れておきます。用意したぐい飲みにお湯を150cc入れ、15秒ほど待ってから黒糖焼酎を30cc注ぎ込みます。そのままかき混ぜないで30秒ほど待てば美味しい黒糖焼酎のお湯割りの出来上がりです。この時はアルコール度数が30度の物を使いました。水割りの時よりもより黒糖の甘さを感じることができるんです。

一見すると、薄くて味がしないのではないかと思われますが、いやいやどうして、この位の方が甘みが際立ち、スイスイと喉をすり抜けるように体の中に入っていくんです。このお湯割りを3杯ほど飲めば、自然と身体も温かくなって心地よい酔いに包まれます。今まで、濃いめのお湯割りを飲んでいた方は、是非、薄めの黒糖焼酎のお湯割りを試してみて下さい。芋焼酎のお湯割りとはまた違った甘さと旨さがあって、今年の冬はこの飲み方にはまってしまいそうです!

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