皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

蔵元弾丸ツアーは日帰りで晩秋の山形へと車を走らせていってきました。峠を越えるたびに山々の木々は色づきを強くして、栗子峠に差し掛かった頃には目にも鮮やかな紅葉の山々が目に飛び込んで来たんです。まるで、一枚の美しい絵画を見ているようで、思わず車を路肩に止めてしばらく見入ってしまいました。

今回は、今年の新酒の造りに入った蔵元さんへの表敬訪問でしたが、蔵元さんの計らいでゆっくりとお昼を食べながらお話をする時間を頂くことが出来ました。今年の酒造りの抱負であるとか、酒米の収穫状況など、お酒造りの話は勿論の事、そのほかちょっとした企業秘密(笑)まであれこれお話しして、時間の経つのを忘れてしまうくらいに楽しく過ごすことが出来ました。

私が来るという事でわざわざ美味しいお蕎麦屋さんを予約して下さったんです。山形県は蕎麦どころでもあるので、この時期は美味しい新蕎麦をあちらこちらで楽しむことができます。私も、趣味で蕎麦を打ったりしますので、まさか蔵元と一緒に本場のそばが食べられるなんて嬉しいサプライズでした。

連れていって頂いたのは『そばきり八寸』という落ち着いた佇まいの一軒家の手打ち蕎麦屋さんで、蕎麦好きの嗅覚といいますか店の雰囲気からも自然と期待が高まります。小雨の混じる寒い日でしたので、熱かんのお酒とお勧めのニシンの煮つけで一杯！などとも考えたのですが、あいにく車でしたので、地元でも有名な『板蕎麦』のてんぷら付を注文しました。

せっかくなので、蔵元と飲みかわしたかったのですが、それは次回のお楽しみという事でこの日は旨い蕎麦を楽しむことにしたわけです。あちこち出かけた際にはその土地の旨い物を食べる様にしていますが、今まで美味しいお蕎麦屋さんには中々出会えませんでしたが、今回お邪魔したお店は今までにない位に美味しかったです。

コシと歯ごたえのある艶やかな蕎麦、出汁の利いた辛めのつゆ、綺麗に揚ったてんぷら、十二分に堪能することができました。今度来るときには、お酒を飲みながらニシンを肴に一杯楽しみたいですね(笑)　これでまた、蔵元を訪問する楽しみが一つ増えました！

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