店主の独り言

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2015.11.03
『デザート日本酒の世界?』 お酒の学校46時間目、日本酒編

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

日本酒の美味しい季節になってきましたね!日頃皆さんが飲んでいる日本酒には実に様々な味わいのお酒がありますが、普段から食前酒、食中酒、食後酒の様にお酒を飲む順番や飲み方を意識して飲んでいる方は多くないと思います。

最近では、スパークリングワインの様に炭酸を含んだ日本酒や、アルコール度数の低い日本酒なども出てきて、一層お酒を楽しむ幅が広がりつつありますが、今日はもう一つとっておきの日本酒を紹介したいと思います。その濃厚な甘さと芳醇な酸味の絶妙なバランスは今までに味わったことの無い未知の感覚です。

それが『デザート日本酒』なんです。今までの日本酒のイメージを覆すような新感覚の味わいは、まさに、パンドラの箱を開けてしまったかのような衝撃に包まれることでしょう!是非この機会に日本酒の新しい扉を開けてみてはいかがでしょうか?

実際には、デザート日本酒というジャンルは存在しません。あくまでも、私が勝手に呼んでいるだけですので、あまり深く考えないでください(笑)ここで言う『デザート日本酒』とは、お酒を飲み進めた最後に食後酒として楽しんでいただくものを指しています。甘いデザートと一緒に飲んだり、もう少し飲み足りない時にちょっと口にする感覚で味わって頂ければ構いません。

画像

今回、私がお勧めする『デザート日本酒』は、『百』という日本酒です。一口含むと濃厚な甘みが口の中いっぱいに広がったかと思うと、爽やかな酸味がその甘さを包みこんで上品な余韻だけが残ります。アイスクリームやケーキを食べながら飲める日本酒なんて早々お目にかかれるもんでもありません。

今回ご紹介したようなお酒を飲むことで、日本酒に対する意識が変わって楽しむ幅が広がってくれることを願っています。最初の乾杯から、締めの一杯まで、全て日本酒で通すという事も夢ではありませんね!今回ご紹介した『百』以外にも、びっくりするようなお酒がありますので、是非お試しください。

画像の日本酒は、栃木県の渡邊酒造さんが醸す貴醸酒『百』720ml 2,000円

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