店主の独り言

blog

2015.11.23
『生酒・活性にごり酒について』 お酒の学校54時間目、日本酒編

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

今日からは、蔵元で出来上がったお酒が、皆様のお手元に届くまでに、どのような過程を踏んでいくのか、お話ししたいと思います。

日本酒の出来立ては『本生原酒』です。

その本生原酒にもさまざまなタイプのお酒があります。まずは『活性にごり酒』と呼ばれるお酒です。これは、液体と米の個体が混ざり合ってどろどろとした状態で、発酵して、ガスが発生しているものをそのまま詰めたものです。米の甘味があり、シュワシュワとしています。

昔は運送も冷蔵技術も発達していなかったので、このにごり酒は蔵元など、ごく一部の人しか味わえなかったのですが、今は、この出来立ての味を楽しむことができるようになりました。

ただし、このタイプの酒は、開栓する時は要注意です!
開栓する直前まで冷蔵し、決して振ったり、混ぜたりしてはいけません。
下に沈殿しているので、つい混ぜたくなってしまうのですが、封を切った瞬間に自動的に混ざりますので、とにかくそおっと、ゆっくりと噴出さないように、様子を見ながら開けます。

もし、温かくしたり、混ぜたりして、なんの注意も払わずに開けた日には、部屋中、酒まみれになります(発泡事件発生!ご注意を)

当店では、活性にごり酒初心者の方には、もしもの時に備えて『浴室』で開けることをおすすめしています(笑)

画像
画像

次回は『にごり酒』についてお話いたします。

写真のお酒は

信濃錦・スパークリング『大自然』 720ml 1,400円(税別)長野

お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake

フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen

楽しい飲酒生活の未来の為に、ワンクリックをお願いします!
  ↓

人気ブログランキングへ

blog search

月別