皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

昨日に引き続きまして、新酒の試飲レポートをお届けさせていただきます。他人が飲んだ酒の感想を読んで何が楽しいかと言われてしまうとそれまでですが、せっかくでしたらお好みの味わいのお酒を選んでいただきたいので、ご批判を承知で美味しそうにご報告させていただきたいと思います(笑)

今回頂きましたお酒は、長野県の辰野町にある小野酒造店さんが醸す『夜明け前』です。辰野町をご存じない方も多いと思いますが、ざっくりと言って諏訪湖の山の裏側で伊那盆地の街道筋のあたりにあり、小野酒造さんとはもうかれこれ２０年以上のお付き合いになります。私が初めて訪問した県外の蔵元さんでもあり、お付き合いするに当たって、小野社長から『細く長く、親戚のようなお付き合いをお願いします』と言われたのを今でも覚えています。

生産量は少なくても、細部にわたって手をかけた酒造りには定評があり、特に現杜氏の佐相さんになってからもその味わいに一層磨きがかかってきました。代表銘柄でもある『夜明け前・生一本』の新酒とにごり酒が来ましたので早速味見の始まりです。例年ですと、ちょっと渋みを感じる若めの味わいの印象があるのですが、今年のお酒はそのイメージを大きく覆したものでした。

にごり酒の方はとってもクリーミーで、ほのかに果実の香りを漂わせながらキリリとした爽やかな酸味が口の中に広がります。トロリとした舌触りを楽しみつつ、爽やかな味わいを持ち合わせたバランスの良いお酒です。また、純米吟醸・生一本は、白桃の様な香りがすぅ～っと、鼻腔を通り抜けたかと思うと、柔らかな旨味が口の中一杯に広がる、芳醇な味わいのお酒です。安心して飲み進めることのできる味わいですね(^O^)

このような仕上がりの素晴らしいお酒には、どんなつまみでもあってしまうから不思議です。淡白な味わいのタコとタイのお刺身を頂きながら、酒を口の中に放り込んでやるとパラダイスな世界が広がりました！国産洋ナシのル・レクチェに生ハムとクリームチーズを合わせて、にごり酒と一緒に頂くと、これまた四味一体の高難度合わせ技の完成です！

今年の『夜明け前』の仕上がりの良さには、感服いたしました！これから出てくるお酒からも目が離せなくなりますね！もう少し時間をかけてから、また味わってみると、さらに違う景色を見ることができるのでしょうね・・・。楽しみがまた一つ増えてしまいました！

～

お酒の最新入荷情報！
twitter.com/kinase_sake

フェイスブックもやってます！
www.facebook.com/kinasesaketen

楽しい飲酒生活のためにワンクリックを、お願いします！
　　↓

人気ブログランキングへ