店主の独り言

blog

2015.12.24
『新酒は、育てながら飲んでこそ!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

昨日のイブ・イブの晩餐はいかがでしたでしょうか!今日のクリスマスイブに向けてセーブした方もいれば、弾みをつける様に飲みたおした方もいると思います。何はともあれ、楽しく、美味しく飲んで食べれば、それに勝るものは何もありません。

画像

今日は、クリスマスが終わった後に是非飲んでいただきたい、搾りたて日本酒のご紹介をしてみたいと思いますので、ワイン片手にさら~っと読んでいただけたら幸いです。数ある新酒の中でも特に人気の高い銘柄が、今回ご紹介する三つの蔵元のお酒です。三者三様ではありますが、芳醇な香りと力強い旨味、甘み、後口のキレの良さは、サスガ!と、思わずうなってしまうほどです。

まず最初に飲んだのは、お燗酒の雄として知られている群馬県の群馬泉さんが醸す『初しぼり』です。お燗酒のイメージとは程遠い、とってもフルーティで口の中にマスカットの香りが溢れる様な味わいです。妻が日本酒にハマるきっかえとなったお酒なんですよ!蔵元のある太田市名産の山芋と一緒に頂きました。この山芋、とっても濃厚で、お箸で持ち上げることができるんですよ。ところで、どうして山芋は触ると手が痒くなるんでしょうかね?食べても口は痒くないのに・・・不思議です。

次に頂いたのは、山形県の杉勇酒造さんの純米初搾りです!毎年力強いコクとこれでもか!というくらいの含み香が持ち味のきれっきれのお酒なのですが、今年は少し違います。とても柔らくて、滑らかな舌触りの中にも芳醇な旨味が顔を覗かせてくれます。杜氏さんが若返ったのが良い方に影響しているのでしょう!今年のこれからのお酒が楽しみですね!

そして、最後に頂いたのが、鶴チュー(中毒)を引き起こす確率が最も高いとされる、純米生原酒です。この時期の物は最盛期のような濃厚な甘みとコクはあまり感じられませんが、それでも華やかな香りとキレのある酸味は癖になる味わいです。少し時間をかけて飲まないと、このお酒の真の姿を拝むことはできません。

それぞれのお酒とも、まだまだこれからが真の味わいを見せてくれます。各蔵元の造りがとっても丁寧だからこそ味わいが堅いのかもしれません。味わいが乗るまでにはもう少し時間をかけないといけませんね!育てる楽しみを是非味わって下さい。

お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake

フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen

楽しい飲酒生活のためにワンクリックを、お願いします!
  ↓

人気ブログランキングへ

blog search

月別