皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

クリスマスウイークの晩酌最終日を迎える今日は、さぞかし豪勢で楽しい宴が皆さんを待っていることでしょうね～！ご多分に漏れず私も、イブとイブ・イブは段取り良く美味しいお酒と料理を頂くことが出来ました。やはりクリスマスと言ったら、ケーキがないと始まりません・・・。

しかし、我が家ではそのケーキを買っていなかったんです。そんな事を知ってか、知らずか、ナント！お客様のNさんが、ケーキを差し入れてくれたんです！しかも、最後の飾りつけの仕上げを自分自身で行う体験型のクリスマスケーキでした。それにしても、改めて自分の盛り付けのセンスの無さを痛感させられましたよ（泣）

サプライズのケーキの登場もありましたが、予定通りにローストチキンを作って、いざパーティーの開幕です。この日用意したのは、オーストラリアのリースリングで造った白ワインです。キレのある酸味とほのかな甘みが、チキンの甘い照り焼きたれとも良く合って、予想通りに最高のパフォーマンスを見せてくれたんです。

今までは、ドイツやフランス・アルザスのリースリングばかりを飲んでいましたので、オーストラリア産は初体験だったんです。メーカーの商品説明ではやや甘口と表記されていましたが、いやいやどうして、アルザスよりもむしろ辛口かもしれません。ちょっと濃いめの力強い酸味が前面に出てくるので、ワインのみで飲むときつく感じるかもしれません。

そして、メインのケーキを食べ始めた時に、何とも不思議な感覚を覚えたんです。甘いケーキを食べながらこのワインを飲むと、今まできつく感じていた酸味とコクが嘘のように消えてなくなっていました。味覚がおかしくなったのかと思い、再度ワインだけを飲んでみると、やはり強く感じるんです。そして、ケーキと一緒に飲むと酸味が芳醇な香りになって、円やかな旨味が口の中に広がりました。

甘いケーキを食べながら飲むと、すっごく美味しく変化するワインの発見は、これからの晩酌を考えるととても画期的な発見です。和菓子よりも洋菓子が好きな私にとっては、何よりのプレゼントになりました。ちなみにこのワインを美味しく楽しむのならば、冷やし過ぎにはご注意下さい。

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