皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

久しぶりに店が休みとなったのを利用して、今まさに酒造り真っ盛りの現場にお邪魔してきました！今回お伺いしてきたのは、県北の十王ダムの奥の方にある椎名酒造さんです。少量ながらも堅実に、しかもしっかりとした酒質のお酒を醸しあげる当店でも大人気の蔵元さんなんです。

現在は、蔵元の跡取りでもあり杜氏でもある椎名健二郎さんが中心となって、地元中心主義を貫き、知る人ぞ知る茨城の隠れた銘酒と言われるようになってきました。この季節のお酒と言えば、先日ブログでもご紹介した『もろはく』というにごり酒で、年々その味わいのとりこになる方が後を絶ちません。今シーズンもお陰様で１２０本の『もろはく』が入荷して当店から旅立っています。

お邪魔したこの日も、次の大吟醸造りに向けて大変忙しそうでしたが、そんな中貴重な時間を割いていただき、今年の酒造りの話を色々とさせていただきました。普段はそんなに口数の多い方ではないのですが、造りの事となると話がとならなくなりますね！

毎回話をしていて感じるのは、彼のお酒に対する真摯な姿勢です。やるべきことを丁寧にしっかりとこなしながらも、常に次の段階へと自分を高めて行こうとする情熱が満ち溢れています。ですが、そんな熱い情熱が穏やかな風貌に隠されているところがまた、良いんですけどね(笑)また、今年は新しい造りに挑戦るすという事ですが、彼の事ですからしっかりとまとめ上げてくると期待しています！

私も今まで沢山の蔵元様や杜氏さんにお会いしてきましたが、共通して思う事は『造り手は感性が大事！』だという事です。例え、どんなに長い年月をかけて修業を積んでも、越えられない壁があるのだと思います。そういう点で言えば、椎名杜氏はとても感性が豊かな素晴らしい造り手だと思います。

また、他人の話に耳を傾ける柔軟な心と物怖じしない強い気持ちを持ち合わせている点も素晴らしいですね。あとは、沢山の人や酒造りの経験が彼を育ててくれるのでしょう。彼の想いが詰まった、今年のキナセ・スペシャルからも目が離せませんね・・・。

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