店主の独り言

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2016.02.17
『売り切れ御免!鮮度が一番!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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熾烈な価格競争が繰り広げられているスーパーマーケットの世界で、今最も注目されているのが広島県のエブリイという地元密着型のスーパーマーケットチェーンです。店舗の開店と同時に多くのお客様がなだれ込むように来店して、売り場の棚の商品が瞬く間に無くなっていくそうです。

このお店の最大の魅力は、生鮮品の鮮度の良さと価格の安さにあるようで、目の肥えた消費者たちに支持されているのもよく分かります。また、一度売り切れてしまっても、あえて補充することしません。そうすることで、常に鮮度の良い物を提供し続けることが出来ると言うのです。それと同時に、この店ならではの緻密な陳列方法にも秘密がありました。時間帯によって、並べる商品のスタイルを変化させて、消費者の購買意欲をたかめているんだそうです。

このように、旬の物を鮮度良くお客様に提案し、常に躍動感のある売り場を演出することはとても大切なことであり、酒屋にとっても同じようなことが言えると思います。特に日本酒には季節感があり、その時々で旬の味わいが変わってきます。いつまでも季節遅れの商品を並べていたのでは、旬や鮮度の良さも感じられませんし、選ぶ側の立場にとってもワクワク感や楽しさが損なわれてしまいます。

常に新しい物を入れ替えるよりも、一年を通して同じものを並べる方が、品切れを起こすこともありませんし、旬の味わいを見極める必要もありませんので、売り手にとっては都合の良いことかもしれません。しかし、それでは本当の日本酒の美味しさや楽しさを感じることはできないと思います。私の所では、日本酒の約七割の商品が季節ごとで入れ替わります。早い物では1か月くらいで店頭から姿を消してしまうものもあるくらいで、タイミングが合わないと飲み逃してしまう方もいらっしゃいます。

この時期、新酒が日々入荷していますが、入荷したそばから売り場に出すのではなく、そのお酒の飲み頃を見極めながらお客様にオススメするようにしています。私の性格上、常に日本酒専用冷蔵庫が満タンになっていないと気が済まないのですが、旬を過ぎてしまった物や、味わいの未熟な物を売り場に出すわけにもいかず、時々、冷蔵庫の棚が空いてしまう事があります。そのような時は、当店においてはとても珍しい光景を見たという事で温かく見守ってください。すぐに、次の旬の味わいが棚を埋め尽くしてしまいますので・・・。

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