店主の独り言

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2016.02.23
『今年の新酒をもれなく飲むためには?』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今年の酒造りも残すところあと僅かとなり、各蔵元様からの新酒の入荷もこれからが最後の山場を迎えようとしています。日本酒好きの方にとっては、今年出来上がったお酒を全て飲む!というのがいつかは叶えてみたい夢ではないでしょうか。とは言っても、新酒の出来上がる時期は、各蔵必然的に重なってしまうために、すべての新酒を飲むことは至難の業なんです!

しかしながら、やってやれない事ではなく、実際に私どものお客様の中にも、この偉業?を成し遂げようと密かに挑戦している方がいらっしゃいます。
では、どのようにしたらシーズン中に出てくる新酒を全て飲むことができるのでしょうか?

その為には、二つの方法を併用して行うことがとても有効で、それなしでこれを成し遂げる事は出来ないでしょう。まず一つ目は『サイズでカバーする』というもので、四合瓶(720ml)と一升瓶(1.8L)を上手に使い分けて飲んでいきます。商品によっては、一升瓶のみの物だったり、四合瓶しか造っていないものもあるので、その時は迷わずそのサイズを選びましょう!しかし、両方のサイズがある場合には、割高ですが四合瓶を選ぶことをお勧めします。すべて一升瓶では飲みきれませんからね・・・。

それに並行して行うのが『時間差でカバーする』というものです。この時期のお酒は、次から次へと商品が入れ替わってしまうので、うっかりしていると買い逃してしまうほどに回転が速いんです。しかしながら、すべてが飲み頃の状態と言う訳ではなく、購入してもすぐには美味しく飲めないものもあります。そのような商品(若いお酒)は、自宅の冷暗所(冷蔵庫や日影の倉庫、暖房の無い日影の部屋)でしばらく保管して飲み頃になるまで待ちます。その間に、飲み頃になっているお酒を飲んでいけば、時間差で数種類のお酒を楽しむことができます。

このように『サイズの使い分け』と『飲み頃の時間差』を上手く組み合わせていくことで、多くの種類のお酒を飲むことが可能となって来るんですね!でも実際に皆さんがお酒を飲み進めて行こうと思った時には、どのような順番で選んだらいいのか分からないと思います。
その様な時は、お気軽にご相談下さい。飲み頃の状態や在庫状況などを踏まえて最良の選択をご提案させていただきたいと思います。

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