店主の独り言

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2016.03.08
『新酒対決!うすにごりVSおりがらみ』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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新酒の時期の楽しみと言ったら、なんといってもうっすらと澱(おり)の絡んだ搾りたてに勝るものはありません!自称、おり酒大好きな者としても、各蔵元様のおり酒が色々と味わえるのは最高の喜びであり、また、それをお客様にご紹介できるのも、今この時期を於いてほかにありません。

おり酒好きがこうじて、ついには蔵元様にお願いして私どものオリジナルおり酒を造って頂き、今の時期はそのオリジナルのおり酒が色々と入荷して来ています。毎年、このお酒を楽しみにして下さる方も多く、キナセオリジナルのおり酒もすっかり定着してきていると嬉しく思っています。そのおり酒も、造り手によって濃さもマチマチで、その名称も『うすにごり』と呼ぶところもあれば『おりがらみ』と呼ぶところもあります。

私が思うに、うっすらとにごった『おり』には、香りと旨味のエッセンスが詰まっており、それをしばしお酒の中にとどめることで、お酒全体の方にその味わいが移り、芳醇で魅力的な香りと旨味が生まれます。

その『おり』を入れる割合は、蔵元様の判断によるところが大きいのですが、私の経験上、『おり』の割合は全体の3%くらいが良さそうです!一升瓶の底から指一本分くらい入っているのがちょうどいいですね。全体を混ぜると、濃すぎず、薄すぎずに、綺麗に霞がかかったようにうっすらとニゴリます。また、口に入れた時にも、にごり酒にありがちなコッテリとした感じはなく、目をつぶって飲めば、澄んでいるお酒と区別がつかないくらいにさらりとしています。

うすにごり、おり酒は共に本来は酒蔵で搾りたての時にしか味わうことが出来なかった旬の味わいです。また、早春の淡雪や春霞を思わせる様なうっすらとにごった様子は、春の訪れを感じさせてくれます。 是非、早春のお酒をお楽しみくださいませ。

写真のお酒は、
左側が『うすにごり』チームです
真澄・純米吟醸・うすにごり 1.8L 3200円
岡部・純米吟醸・うすにごり 1.8L 3000円(オリジナル)

右側が『おりがらみ』チームです
杉勇・出品おりがらみ 1.8L 2900円(オリジナル)
太平海・特別純米・おりがらみ 1.8L 2600円

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