皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

毎年、その出来上がりを楽しみに待っている方が多い当店オリジナルの日本酒、通称『キナセ・スペシャル』ですが、実の所、私自身が一番そのお酒が出来上がるのを待ち望んでおります。気心の知れた蔵元さんにお願いして造って頂いているお酒なんですが、その最大の特徴は『おり』を絡めたところにあります。

私自身が、無類のオリ好きであるという事は以前のブログの中でも散々話してきましたが、そのオリ好きの私が最高に旨いと思えるおりのブレンド割合で造って頂いているのがこのお酒なんですよ！私が思うに、おりの中には香りと旨味のエッセンスが詰まっていて、それを液体の中にとどめることで、素晴らしい化学変化をもたらしてくれるのです。

『キナセ・スペシャル』には第一弾から第三弾までありまして、１月下旬位の『富久心』から始まり、３月中旬くらいまでに全て出揃います。第一弾の『富久心・純米吟醸・無濾過生原酒』は今年初めて『おりがらみ』に挑戦したのですが、あっという間に完売してしまいました。今月終わりごろにはこれまた季節限定品の『さくら吟醸』がご用意できそうなので、飲み逃してしまった方は、そちらをお待ちください！

そして、今回皆様にご紹介したいのが『キナセ・スペシャル』の残りの二つ、山形県の杉勇酒造さんの『杉勇・出品おりがらみ』と茨城県の岡部酒造さんの『岡部・純米吟醸うすにごり』です。

杉勇さんとは随分前からこの企画をやっていて、私の店ではこのお酒が入荷してくると春の訪れを感じ、毎年このお酒を心待ちにしてくれているお客様が多いんです。搾りたての純米生原酒に品評会用に醸した大吟醸のオリをブレンドしてもらった特注品で、そのブレンド割合は自称『おりがらみの黄金比』と呼ぶ最高の霞具合なんですよ！

そして、今季初登場となるのが地元茨城県の蔵元である岡部酒造さんの『純米吟醸うすにごり』なんです。蔵元のある常陸太田産の五百万石で醸しあげた純米吟醸酒を先ほどの黄金比で仕上げたうすにごりの特注品なんです。蔵元としても初挑戦という事でしたが、これが中々の出来で、きっと私どもの人気商品になってくれると確信しています！

さあ～！　いよいよ、その味わいを見て行こうと思いますが、今日は長くなってしまったので、この続きは明日にしようと思います。ご自身の舌で確認したい方は、店頭にて試飲ができますのでお気軽にお申しつけ下さい！

『追記：２０１６年３月２８日』

今年のキナセ・スペシャルは、予想をはるかに超える出来の良さもあってか、店頭にて試飲を頂いた方から、とても良い反応を頂いております。

その結果、誠に残念なお知らせですが、『杉勇・出品おりがらみ』の1.8Ｌが完売してしまいました！

飲み逃してしまった方は、720ｍｌサイズは、もう少しありますので、是非とも、そちらの方をお楽しみいただければ幸いです。

味わいののり具合を楽しむのであれば、むしろ720ｍｌの方が保存管理の面でもいいですね。
しっかりと冷蔵庫にて保存していただければ、夏の頃までは美味しくなると思いますよ！

また、もう一つの『岡部・うすにごり』は、今がまさに飲み頃を迎えつつありますので、お花見のお酒に選んでみてはいかがでしょうか！ほのかな甘みと、桜の花びらのような淡い色合いが、桜の花を一層美しくしてくれます。

この後も、春の超限定品が出てきますので、お見逃しなく・・・(^_^;)

『桜の名前を冠したお酒！』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/03/28/201603-article_28-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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