店主の独り言

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2016.03.23
『同じお酒でも三段階の味わいがあるんです!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今シーズンの酒造りもそろそろ終わりを迎えようとしています。そして今の時期、各蔵元さんたちは全国新酒鑑評会に出品するお酒を各県の窓口に出品します。何せ、日本酒の全国規模のコンテストという事もあって、蔵元としても、『大吟醸』や『純米大吟醸』クラスの中でも蔵元や杜氏たちが特に精魂込めて醸しあげた自慢の逸品を選出します。

一つのタンクで醸しあげたお酒でも、それを搾る際に取り分ける段階によって味わいが違うので、その中でも、特に香りと味わいの優れた物を選んで出品します。同じタンクのお酒なのだから、どれでも一緒だろうと思ってしまうかもしれませんが、そこが造り手ならではの譲ることのできない領域なんです!

皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、出来上がったお酒(もろみ)は搾る段階に応じて三段階に分けられ、それぞれ『あらばしり』『中取り』『責め(押切り)』と呼ばれています。もともとは、『ふね(槽)』と呼ばれる手搾りの機器で搾るときの呼び名として言われていましたが、現在では、ヤブタ式(自動圧搾機)と言われるアコーデオンのお化けのような搾り機でも言われるようになっているそうです。

その中でも、最も良い部分と言われているのが『中取り』で、『中垂れ』や『中汲(なかぐみ)』とも呼ばれているんです。私の所で扱っている鑑評会出品酒や金賞受賞酒などにも『特上中汲』という表記が付いていますので、蔵元が細部にまでこだわっているのがよく分かります。

また、お酒を搾る際に一番最初に出てくる部分を『あらばしり』と呼んでいますが、これは、お酒を搾るときに酒袋から出てきたお酒が『スーッと走るように荒々しく出る』といった見た目のイメージから付けられていています。

そして、最後にさらに圧力を加えて搾られたお酒を『責め』といいます。味わいがコク、雑味が多くなることから、この部分は他のランクの低いお酒などに混ぜられてしまうことが多いんです。『中汲み』も『責め』も同じお米から作られた蔵元渾身のお酒なんですが、あまり陽の目を見ることがありません。でも、実際に飲んでみると凄く美味しいんですよ。この『責め』のお酒についてもっとお話ししたいのですが、長くなってしまったので、この続きはまた明日にします。

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