店主の独り言

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2016.04.08
『そろそろ、夏に向けての準備を!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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桜のお花見に浮かれているうちにいつの間にか4月も第一週が終わろうとしています。お付き合いいただいている蔵元様からも今年の酒造りが終わったと言う意味の『皆造(かいぞう)』の知らせが聞こえてきます。毎日、山のように入荷してきた搾りたて新酒も大分落ち着き、そろそろ春のお酒が終わりに近づいてきたのだと肌で感じます。

新春の時期のお酒は、栓を開けてから日に日に味わいが良くなってくるものが多いので、お買い求めいただいた方には『ゆっくりと、焦らずに、お酒を育てるように味わって下さいね!』と言い添えるように心がけています。生まれたてのお酒は、弾ける様な香りと力強い旨味を持ち合わせているので、口に含んだ途端に、その魅力に惹きつけられてしまいます。

しかし、その春のお酒もいつまでも在るわけではなく、ゴールデンウイークの頃ともなると早くも『夏のお酒』が登場してきます。年々お酒の四季が早まっているという事を、以前のブログでも書きましたが、実際の気候や気温とは関係なく、アルコール度数が低くて、サッパリとした味わいの『夏酒』が蔵元から出荷されてきます。そうなると、味の乗ったた春のお酒を飲もうと思っても、商品が無くなり飲めなくなってしまいます。

そこで、皆様にお伝えしたいのが『夏にも春のお酒を楽しみたい方は今から準備を始めましょう!』という事なんですよ!華やかな香りと芳醇な旨味を持った搾りたての春のお酒を夏に楽しむためには今のうちから準備を始めないと間に合わなくなってしまいます。その為にはほんの少しだけ手間をかけないといけません。

お気に入りのお酒をご自宅の冷蔵庫で夏まで保存する時に注意すべきことをご紹介させて頂きます。お酒を瓶ごと保管する時には、瓶を新聞紙で包んでから冷蔵庫に入れて下さい。そうすることで、冷蔵庫の扉を開け閉めした際の温度変化や紫外線からお酒を守ることができます。新聞紙の上からお酒の銘柄を書いておけば間違わないで済みますね。

また、一升瓶が入らない方は、お水のペットボトルへの詰め替えをお勧めします。その際には、容器の中に空気が出来るだけ残らないように口切一杯迄お酒を入れる事で酸化を防いでくれます。その後、新聞紙で包んであげれば尚良いですね。

こうしておけば、ご家庭でも生のお酒を夏までは美味しく飲めると思います。くれぐれも冷蔵庫にしまっておいたことをうっかり忘れてしまわないようにお気を付け下さいね。

次回は、さらに上級者向けの『もろはく』の保存方法について、お話ししたいと思います!

『もろはく完全攻略への道』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/12/06/201512-article_6-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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