店主の独り言

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2016.04.18
『本物の職人魂に感動しました!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今回は、江戸小紋の染物職人であり伝統工芸士でもある中條隆一さんにお会いしてお話を伺うために、職人の街と呼ばれる東京下町の墨田まで行ってきました。中條さんとは水戸のデパートの物産展で偶然お会いしたんです。その様な方から直接日本の伝統文化でもある着物に関する染物の話が伺えるのはとても貴重な経験です。

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実は私は職人さんの話を伺うのがとても大好きで、どんなジャンルにせよ、その道を究めようとしている方のお話はとっても興味深く、また、自分にとっても大変勉強になるんです。ですので、『職人技』とか『職人気質』などと言った言葉を聞くとついつい引き寄せられてしまい、その制作工程や想いについて、もっと、知りたいと言う衝動に駆られてしまいます。

それは、お酒の世界も一緒だと常々思う事があります。日本酒に限らず焼酎やワイン、ウイスキーなどを造る職人さんや杜氏さんは、単に商品を造って訳ではなく、自分自身を表現する作品を作り上げているのです。私が思うに、その姿勢は正に『芸術家』と言えるでしょう。そのような方々と日頃接しているせいか、お酒以外の職人さんと話をするとついつい長話しになってしまうんです(笑)

大松染工場さんでお話を伺った後、スカイツリーにも遊びに行ってきました。そこにある産業観光プラザ『すみだまち処』で、以前から欲しかった大黒屋さんの『江戸木箸』を購入しました。『箸は食べ物を口に運ぶ【命の橋渡し】をする大切な道具です 』という職人さんの言葉にも感動し、一本一本手で削って作られたお箸の中から、自分の手に合った素晴らしい物を見つけることができました。これで、毎日の食事が楽しく頂けそうです!

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素晴らしい作品を観たり、職人さんの話を伺って改めて思ったのは、皆さん使う方々の事を一番に想っているという事です。江戸小紋の職人さんも『使う人の喜ぶ笑顔が一番の励み』だと言ってました。又その為にも一切の妥協は許さないとも話していました。そのような方の想いが込められた作品を手にするのは計ることのできな価値があると思います。

この地域では『マイスター運動』という取り組みが進められていて、今まで培ってきた素晴らしい伝統の優れた技を広めて、次世代に継承していこうとしています。『マイスターとは、付加価値の高い物を創りだす人』という意味だそうです。ちなみに、私はお客様からよく『マスター』と呼ばれていますが、いつかはマイスターになれる日が来ることを願って努力を重ねたいと思います、って何の『マイスター』でしょうか?マスターとマイスター、似て非なるものですね。

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江戸小紋で作ったネクタイです!

『江戸小紋』大松染工場様
edokomon-daimatsu.com/

『江戸木箸』大黒屋様
www.edokibashi.com/catalog/

『ザ・サードプレイス!お酒のワンダーランドを目指しています!』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/08/08/201508-article_8-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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