- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
日本酒の世界では、全国新酒鑑評会をはじめとした様々なお酒のコンテストが各地で開催されます。蔵元はもとより、現場でお酒を造っている杜氏さんにとっては自分のお酒が対外的に評価されるとあって、胃の痛む様な思いで結果を待っていることと思います。
以前、お酒の学校の中で杜氏さんについてお話したことがありますが、杜氏さんとは日本酒を造る技術を持った職人であると同時に、芸術家のような資質がとても大切ではないかと思います。杜氏歴20年のベテラン杜氏であっても、一年に一回しかお酒を造ることができないと考えれば、おのずと一回の酒造りに賭ける想いが、いかに強いものかという事が想像できます。
そういう意味でも杜氏さんというのは、『技術とセンス』が備わって初めて素晴らしいお酒を醸すことができるのだと思います。今日は、そんなセンスあふれる新人杜氏をご紹介したいと思います。水戸の銘酒として地元で愛飲されている『一品』という銘柄を造っている吉久保酒造さんの所で、今シーズンから杜氏として酒造りの総指揮を取っているのが、今回皆さんにご紹介したい『鈴木忠幸』さんです。
ものごしが柔らかく、話口調がとても優しい好青年と言った印象の彼ですが、酒造りに対する探究心と好奇心が旺盛で、常に新しいものへチャレンジしていこうとする姿勢が話の端々から感じられます。本人いわく、『とても口下手なので、お酒の味わいを上手く表現できないんですよ~』と話していますが、いやいや、どうして、出来上がったお酒はしっかりと個性を自己主張していますよ。
杜氏として初めて醸した渾身の一滴を味わいながら、鈴木杜氏の話を伺ってみると、彼の表現したい事がお酒を通して語りかけてきます。出来上がった時の味わいをイメージしながらお酒を造る事は出来そうで、なかなかできるものではありませんが、それができるのが『酒造りのセンスがある』という事なんだと思います。
いつも感じる事なんですが、感性の素晴らしい造り手と話をしていると、あっという間に時間が過ぎて行ってしまいます。これからは、地道な努力によって培ってきた技術と天性のセンスを持ち合わせた鈴木杜氏の醸したお酒から目が離せませんね!
『ガンバレ六代目!応援してます』
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