店主の独り言

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2016.04.21
『紫外線とお酒の関係!』

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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これからの季節は、一年で一番紫外線が強い時期だと言われていて、色々な所で紫外線から肌を守るための商品が紹介されています。私も、学生時代にスキーをやっていたので、標高の高い山の上で嫌というほど紫外線を浴びていました。むしろ、その時は日焼けするのがカッコ良いのだと勘違いしていましたので・・。結果、山を下りてくるとサングラスをしている目の所だけが白く焼けてない逆パンダ状態になり、友人たちから笑われていたものです(笑)

最近では、紫外線についての知識や情報が広く知られるようになってきましたので、私のような逆パンダ顔の人を見ることもなくなりました。そこで今日は、『紫外線とお酒の関係について』と題して、紫外線がお酒に与える影響について少し考えてみたいと思います。

私の店でも数年前より紫外線対策として、店頭のショーウインドウとガラスの自動ドアに紫外線をカットするフィルムを施工しています。車のガラス窓に使われる物を流用していますが、色の濃い物の方が効果が高いのですが、店の中の見通しが悪くならないようにとの事から透明な物を貼っています。ただでさえ入りにくい個人店なのに、店内が見えないのでは余計にお客様に来て頂けなくなってしまいますからね・・・。

また、このフィルムには紫外線を防いでくれる効果以外にも、もう一つ優れている点があります。それは、フィルムを貼る事でガラス面の強度が増して、地震などの強い揺れからガラスを守ってくれるんです。東日本大震災の時も、多くのショーウインドウが破損する中、私の店のガラスは、ひびひとつ入りませんでした。一枚のフィルムが守ってくれたんです。

では実際に、お酒にとって紫外線はどのような影響を与えるのでしょうか。日本酒の場合、冷蔵庫に入れておけば問題ありませんが、仮に長時間、陽の当たるところに放置しておくと、お酒の色が変色してしまいます。それと同時に風味も変わってしまい、本来の味わいが変わってしまいます。ですので、常温で保存する時は室内でも陽の当たらないところに置いてください。

また、木の樽で熟成させたウイスキーや焼酎は、その美しい琥珀色が抜けて薄くなってしまったり、白ワインがいつの間にかロゼ色になっていたなんて事もあります。昔から『お酒は冷暗所に保管してください!』と言われるように、陽の光と高温はお酒にとって大敵なんですよ。『買ったらすぐに飲んじゃうから、関係ないよ~』とおっしゃる方も、念のためお気を付けくださいませ。

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