店主の独り言

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2016.05.02
『辛口と言ってもイロイロあるんですよ』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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先日のブログで『辛口のお酒』について書いたところ、実にたくさんの反響を頂きましてビックリしています。やはり、皆さん心のなかでは『日本酒の辛口と甘口』の違いがよく分からなくて、モヤモヤとした気持ちを抱いていたのだと思います。そこで今日は、辛口のお酒についてもう少し掘り下げてお話してみたいと思います。

まず、日本酒においての『辛口』という言葉に対するイメージを考えてみました。色々な方に『辛口のお酒』の印象を伺ってみると、おいしそう!酒通のお酒!高級なお酒!良さそうなお酒!等といった、どこかのテレビコマーシャルで聴いたことがあるようなフレーズが出てきます。いまだにお酒の世界における辛口信仰というものが根強く残っている証拠かもしれませんね・・・。

また、辛口のお酒は好きではないと言う方に聞いてみると、『味が無い』『飲むとビリビリする』など味わいに対するネガティブな意見が多いように感じます。つまり『辛口のお酒』に対する外見的なイメージはとても良いのに対して、実際にはあまり評価されていないのです。これは、飲み手であるお客様にしっかりとした説明がなされていなことが原因であると思います。

売り手である酒屋がきちんと理解して丁寧に説明することが大切だと思います。私が、お客様に対して辛口のお酒を説明する際には『後口のスッキリとした味わいのお酒』という様に話していますが、実は同じ辛口の中にも違うタイプのお酒があります。大きく『アッサリ辛口』と『ガッツリ辛口』の二つに分けることができます。

『アッサリ辛口タイプ』のお酒は、飲んだ後口のすっきり感に加えて、爽やかな酸味を感じることができます。本醸造系のお酒や酸味を効かせたものに多く見られます。また『ガッツリ辛口タイプ』のお酒は、口に含んだ時にはシャキッとしたキレと同時にガツンとくる力強いコクを感じます。これらは、アルコール度数が高い原酒系のものや、キモトや山廃などのお酒に多く見られます。

同じ辛口でも違うものがあるという事を知ることで、より一層お酒の良さを見つけて頂ければ幸いです。次回は、甘口のお酒についても、もう少し詳しくお話ししてみたいと思います。

今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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