- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
前回は、精白とか精米だのとややこしいことが登場してきて、挙句の果てには高かったり、低かったりと、一体どっちがいいのか分からなくなってしまったかも知れませんね。今までは、出来るだけお米を小さく磨くことで高品質なお酒を造ると言うのが当たり前のように思われていましたが、最近では様々な要因から、お米をあまり磨か(削ら)無いで、お酒を造る蔵元さんが多くなってきました。
その背景には、『精米機の進化』と『酒米の品質向上』と『醸造技術の進歩』が大きくかかわっていると思います。
最近の精米機は驚くほどの髙精度でお米を精米することができるようになってきました。コンピュータの進歩と同じように、精米機の進歩は目覚ましいものがあり、精米機を変えただけで、見た目にもその違いは歴然で、お酒の酒質が格段に良くなったと言う話を聞いたことがあります。
また、『酒米の品質向上』には、農家さんたちの努力が大きく、無農薬栽培や低農薬栽培等によって、とても上質な酒米が出来るようになってきました。私の知る長野県の蔵元さんも20年近く前から農家さんと二人三脚で酒米の品質向上に取り組み、遂に!昨年は無農薬栽培の美山錦で醸したお酒が全国新酒鑑評会に於いて金賞を受賞することができました。
その様な環境の下で出来上がった素晴らしい酒米の力を最大限に生かそうと考える動きが蔵元のなかでも湧き上がってきました。今までは小さく磨くことばかりを考えていたのが、いかに磨かないで素晴らしいお酒を造ることができるのか!とする醸造技術の進歩がみられるようになりました。
その結果、今まで雑味の素とされてきた米の外側の部分が『旨味や力強さ』に変わり、様々な味わいのお酒が出来るようになってきました。今日は、当店にある低精白米のお酒をご紹介するつもりでしたが、急遽、店頭看板の漏電工事があったので、ゆっくりと書くことができませんでした。この続きは、明日書きますので、是非お読みください。
今日は、雑な説明となってしまい、大変申し訳ありませんでした!
『酒米の精米について』 お酒の学校51時間目、日本酒編
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/11/14/201511-article_14-html/
『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/
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