皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

それでは、昨日に引き続き、夏酒の魅力についてもう少し詳しく見て行きたいと思います。
夏酒として発売されている物の中には、日本酒と本格焼酎があります。最初は日本酒業界が始めたのですが、それに追随する形で焼酎の夏酒が造られるようになってきました。見るからに涼しげな印象を与えるボトルの色やラベルデザインですが、単に夏を連想させるラベルを貼っているわけではなく、味わいや飲み方にも造り手の想いが込められています。

つまり夏酒には、造り手の『遊び心とチャレンジ精神』が溢れているのです。短い夏の時期だけのお酒だからこそできる斬新なラベルデザインであったり、試験的に造ってみたお酒であったり、新しい飲み方を提案した商品であったりと、考え方はまちまちです。

では、実際にはどのようなものがあるのかご紹介してみたいと思います。まず、瓶の色に目をやってみると、通常はお酒の品質の事を考えて茶色や緑色のものが使われていますが、視覚的にも涼しげな印象を与える爽やかなブルー系の物や色の薄い物が多く使われます。

続いて、お酒の顔ともいえるラベルを見てみると、最近では、実にユニークなデザインの物が多くなってきました。これは本当に日本酒なのか？と、思ってしまうようなものもあります。日頃使っている蔵元の物とは一線を画した斬新なデザインや何となく雰囲気が違って見えるものなど、ラベルの中には造り手の遊び心が詰まっていて、それを見つけるのも楽しみの一つかもしれません！

また、お酒の味わいも実に多彩です。スッキリと飲み易く仕上げた低アルコールの物やピチピチとした清涼感が楽しめる微発泡の物、オンザロックで楽しんでもらうようにと、あえてアルコール度数を高めにした力強い味わいの物など、造り手の意図がはっきりと見えるものが多くなってきました。最近では、夕暮の時にぬるめのお燗で楽しめるものもあるんですよ！

一見すると皆同じように見えてしまう夏酒ですが、それぞれの商品には、蔵元の遊び心と新しいことへのチャレンジ精神が溢れています。その魅力を知ることで、同じお酒でも何倍にも美味しく楽しめると思います。そのためにも、まずは、きちんとお客様にお伝えすることでが大切だと感じています！夏酒は、これからどんどん入荷してきますよ。

本日も、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

『夏酒について！』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/05/04/201605-article_4-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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