皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る！】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

昨日は、みぞれ酒について簡単にお話しさせていただきましたが、今日はその実践編として、みぞれ酒に向くお酒のタイプのご紹介とさらに簡単に作ることができる方法についてお話ししたいと思いますので、もう少しお付き合いください。

まず、日本酒に限らずお酒は、冷やし過ぎると香りが立たなくなり、味わいが淡白になって物足りなく思えてしまいます。ましてや、凍らせてしまったりすると、余程、味わいの濃いものでない限り、さっぱりとしてしまいます。

それでは、みぞれ酒に向くお酒とはどんな味わいの物なのでしょうか？一言で表現するなら『甘味があって、味わいの濃厚な物』が良いという事になります。また、香りよりも味わいを重視して選ぶことが大切です。華やかな香りは、冷えることで閉じこもってしまいますが、その点、甘味や旨味は十分に楽しむことができます。

また、アルコール度数の高いお酒も、冷えることでトロリとした甘さを感じることができますので、お勧めです。反対に、淡麗辛口と言われるものや酸味の強い物は、味もそっけもなくなってしまうのでお勧めできません。つまり、しっかりとしたコクがあって、後口に甘みがあり、なおかつアルコール度数が高い物が理想のタイプなんです。

実際にみぞれ酒を作る際、過冷却の状態となったお酒を、ボトルからグラスに注ぐだけでもシャーベット状になることもありますので、事前に瓶を振って凍らせなくても楽しむことができます。また、一人で楽しみたい方には、ワンカップで作るのもお勧めいたします。ワンカップなら、凍らせ過ぎてしまっても、スプーンですくって食べることができますから、初心者には安心して挑戦することができます。

今現在で当店の在庫の中でみぞれ酒にお勧めのお酒は、下記の３つです。

花泉・ロ万　 720ml/1,362円
富久福・michiko90 720ml /1,200円
奥 ワンカップ400円　 720ｍｌ/1,500円

梅酒でみぞれ酒を作っても美味しいですよ。
月の井梅酒　ワンカップ　333円 　

今日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

『甘さの中にある旨さが大切なんです』
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