店主の独り言

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2016.05.27
『ワンランク上の梅酒を作ってみませんか!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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私の住んでいる水戸は、言わずと知れた梅の名所で、偕楽園公園を始めとして、市内の各所では至る所で梅の木を目にします。水戸市の木が梅という事もあって、以前は梅の実用の梅林も多く、どの家庭にも一本くらいは梅の木が植えてありました。そんな水戸の恒例行事ともいえるのが、偕楽園公園の『梅の実落とし』で、そのころを境に、各家庭では自家製の梅酒作りが盛んに行われます。

そこで、今日は、『ワンランク上の梅酒』についてお話ししたいと思います。一般的に梅酒様のアルコールと言ったら『ホワイトリカー』と呼ばれる甲類焼酎ですが、今年はそのホワイトリカーとお別れして、ちょっと贅沢な梅酒を作ってみませんか?私のオススメは甘い香りとすっきりとした味わいを持つ『黒糖焼酎』を使った『大人の梅酒』です。

黒糖焼酎は、サトウキビから造られる焼酎で、糖分はゼロなのですが、口に含むと黒糖の甘い香りが広がってきます。その甘さを利用して、あえて砂糖を入れない甘さを抑えた梅酒を作ります。梅酒の糖分が気になる方や、ダイエット中の方でも、安心して楽しむことができる、『甘さ控えめの梅酒』なんです。しかも、アルコール度数は30度以上ありますので、ホワイトリカーと同様に梅が腐敗しないで安心して作ることができます。

作り方の手順は、通常の梅酒を作る時と同じですが、砂糖を入れないところがポイントです。どうしても甘さが欲しいと言う方には、『徳之島の生黒糖』をお勧めします。焼酎の香りと黒糖の甘みが絶妙のハーモニーを醸し出してくれます。また、黒糖焼酎で作ることで、ホワイトリカーの時よりも短い期間で飲み頃になるのも、梅酒好きにとっては嬉しいですね。

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漬け終わった後の梅の実も、黒糖焼酎の甘みと旨味をたっぷりと吸っていますので、これもまた『贅沢な大人のデザート』と言ったところでしょう。アルコールの苦手な方はお湯で一度煮てから召し上がってください。他にも、日本酒や飲めるみりんとして知られる『峰宝・本格本みりん』で作る方もおります。その際は、日本酒や味醂はアルコール度数が低いので腐敗防止のために、冷蔵庫などの低温にて管理することが必要になってきます。ご注意ください。

梅酒は甘ったるくって苦手なんですよという方も、今年の夏は、甘さを控えた大人の梅酒で、厳しい暑さを乗り切ってみませんか!もっと詳しい説明をお聞きになりたい方はお気軽にご相談ください。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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