店主の独り言

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2016.06.07
『美味しいお燗酒を贈りたいのですが?』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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今年も、いよいよ梅雨入りとなり、梅雨入り宣言が出たとたんに、どんよりとした雲が広がって、昼間とは思えないような薄暗い日となっています。せっかく、『夏酒』がガンガン入荷してきているのに、何か水を差されてしまったような感じです。このような梅雨の時期は、肌寒さを感じてしまうせいか、お燗用のお酒をお求めになる方も案外多いんです。

今週から『父の日』のお酒をお買い求めになる方が多くなり、それに合わせて、様々なご相談事にお答えしています。そこで、今日はそんなご相談事の一つをご紹介したいと思います。それは『お燗して飲める高価な日本酒を探しています』といった、御相談でした。

差し上げる方は、一年を通してお燗酒しか飲まないそうで、夏の暑いときでも、少し温めてお酒を飲んでいらっしゃるんだそうです。今回は、父の日のプレゼントなので少し高価な日本酒を差し上げたいという事で御来店されました。ご予算は一升瓶で1万円までとの事でしたので、本当でしたら鑑評会の出品酒をお勧めしたいところでしたが、今回は温めても美味しく飲めるお酒をご希望でしたので、次のようなご提案をさせて頂きました。

まず、冷や(常温)からお燗まで美味しく頂けるお酒の中から、それぞれ味わいの違う2本を組み合わせて、お客様のご予算に近い物を選びました。もちろん、受け取った方が冷蔵庫に入れなくても日持ちするお酒で、かつ、味わいのしっかりとした旨味のある味わいのものです。それを、贈答用の箱に入れて包装させていただきました。

今回、お選びさせて頂いたお酒は、次の2点です。一つは、山形県の『杉勇・特別大吟醸』です。酒米『山田錦』を35%まで磨いて醸しあげた珠玉の一滴です。大吟醸特有の華やかな香りが全面に出ているのではなく、お米の優しい旨味と上品な後口が持ち味の、お燗しても美味しい大吟醸酒です。

もう一つは、山形県の鶴岡市にある『羽前白梅・純米吟醸・ちろり』です。その名の通り、蔵元がお燗して飲んでいただきたいとの想いから『ちろり』と名付けました。一肌燗(36度から42度)で飲むと、芳醇な旨味が口の中にやさしく広がります。

差し上げる方の気持ちを察し、最良の物を選びオススメするのは当然の事ですが、貰った方の喜ぶ顔を想像しながら様々なご提案を考えることも、とても大切なことで、これぞ!酒屋冥利に尽きるともいえる喜びなんです。是非、お気軽にご相談ください!

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

『杉勇・特別大吟醸』1.8L 4000円(税別)
『羽前白梅・純米吟醸・ちろり』1.8L 3500円(税別)
1.8Lの2本入り箱 400円(税別)
合計 8532円(税込)

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