- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
夏酒の入荷もいよいよ終盤戦を迎え、あと数銘柄を残して各蔵元の趣向を凝らしたお酒が揃いました。今年の傾向は、軽くてサッパリ一辺倒だった昨年とは違って、ガツンとくるコッテリ系や、微発泡の爽やかなタイプ、少しだけにごりを絡めたマイルドな味わいの物などがあり、中には、夏の夕暮れにお燗をして飲んでいただきたいものなど、蔵元の主張がぶつかり合った、さながら夏酒バトルロワイヤルの様です。
お酒の種類には事欠きませんが、それに合わせる肴や料理にはいつも頭を悩ませてしまいます。そんな時に思い出すのが、日本酒の利酒会などに用意されている『ゆで卵』なんです。どうしてだかは分かりませんが、ワイン会のバゲット(パン)のような存在ではないでしょうか。玉子自体は嫌いではありませんが、さすがに、自宅の晩酌でゆで卵はちょっと、味気ないですね・・・。
そんなある日、常連のN様から玉子焼き専門店のお話を聞いたんです。私の店の近所で、その店の存在自体は以前から知っていましたが、その内容までは詳しく知りませんでした。N様が言うには、そこの厚焼き玉子が、めちゃくちゃ美味しいとの事、しかも、それを使った厚焼き卵サンドが、また絶品なんだそうです!そんな話を聞いてしまったら、居てもたってもいられなくなり、早速、出かけてきました。
お店のメニューには、その厚焼き玉子を中心に数種類の玉子焼きがあったのですが、やはり、最初は定番から行くべきだと思い、お店の看板メニューでもある『厚焼き玉子』を注文しました。ふと何気なく、横を見ると『だし巻き玉子』もあるではありませんか!しかも、説明書きには、『厚焼き玉子はお寿司屋さんの玉子焼き』『だし巻玉子はお蕎麦屋さんの玉子焼き』とあって、寿司も蕎麦も大好きな私は、思わず、両方注文してしまいました。
しばらくして出来上がってきたのは、熱々の玉子焼きでした。プリンのような甘い香りを漂わせた二種類の玉子焼きの大きさと重量感に驚きながら、手際よく作ってしまう職人技にも、またビックリしてしまいました!二種類の玉子焼きに合わせた夏酒は、当店でも大人気の『花泉・七ロマン』です。ほのかな甘みとキレのある酸味が爽やかな飲み心地をもたらしてくれるお酒です。
しっかりとした甘みのある『厚焼き玉子』と合わせると、お酒が軽やかに感じられ、さっぱりとした甘みの『だし巻き玉子』に合わせると、お酒のコクを感じます。色々な味わいのお酒を飲み比べるのには、最高のパートナーですね!次回は『親子焼き』に挑戦してみようと思っています(笑)
本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
『夏酒には、遊び心が一杯詰まっています!』
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『お酒の学校を始めます』
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