- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
今では、すっかりと見かけることの少なくなった『酒屋さんの前掛け姿』ですが、私自身も普段は前掛けではなくて、胸まであるエプロンをしています。私の子供のころの酒屋の格好と言えば、色々な酒蔵さんの名前が印刷された、藍染の長前掛けを締めているのが当たり前だったんですが、いつしか、洋装のエプロン姿に取って代わってしまいました。
でも、やっぱり前掛けをビシッと締めた姿は何故か、カッコイイなぁ~と思ってしまいます。そこで、今日は、父の日目前ですが、酒屋の長前掛けについてお話ししたいと思います。酒屋の前掛けと言えば、ひざ下まである、長い前掛けが当たり前で、その素材も、帆船の幌に使われる『帆布』を使った丈夫な物が多かったんです。
昔は、お酒の一升瓶は10本入りの木箱に入っていましたので、それを運ぶ上では布の丈夫さが必須だったのでしょう。、また、ひざ下までの長さに関しても、色々な利点があって、先ほどのお酒の木箱を肩に担ぐ際には、前掛けを肩に引っ掛けてその上に木箱を乗せていました。また、しゃがんで作業する時には、前掛けの先を腰ひもに挟み込んでしまえば、邪魔になることもありません。
最近では、その丈夫さから、キャンプやバーベキューなどのアウトドアで活用されているみたいです。バーベキューでは、火の粉や炭の汚れからズボンを守ってくれたり、軍手代わりに鉄板を掴んでも大丈夫です。地面に膝を着く時も、クッションの役割を果たしてくれるんです。もちろん、水にも強いので、何度でも洗って使うことができます。
また、色々なタイプの前掛けが出回っており、膝よりも短いものや、ポリエステルの軽い物、色のついたカラフルな物やポケットが付いていて、携帯電話や小物が入るものなど、時代と共に前掛けも進化をしています。でも、やはり私は昔ながらの『長前掛け』が好きですね!
同じ前掛けでも、締め方一つでカッコよくも、カッコ悪くもなってしまいます。カッコ良い締め方は、ズボンのベルトの下に前掛けを当てて、紐を一周回してから、腰の前方で片蝶結びで締めます。そうすることで、腰がしっかりと固定されるので、重い物を持ち上げる際にも力が入るんです。ぎっくり腰の予防にもなるんですよ(笑)今年は『酒屋の長前掛け』を締めると、男前が上がるかもしれませんね・・・!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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