皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

今年は例年になく沢山の種類、様々な味わいの夏酒が一気に出揃ったので、どれから飲んだらいいのか迷っている方も多いと思います。実際、ご来店いただく方からも、自分では選べないので、残りの数が少ない物から飲んでいくので、銘柄を教えて下さい！といった、ある意味、力技ともいえる選び方をされる方がいらっしゃる程です。

そこで、しばらくの間、晩酌日記の中で、夏酒の味わいなどについてご紹介していきたいと思います。出来るだけ、お酒の良さが分かる様にお伝えしたいと思いますが、呑べえの独り言だと思ってさらりと聞き流していただけると幸いです(笑)それでは、今宵の晩酌の始まりです。

普通が一番！という言葉がありますが、今宵は栃木県の旭興さんが醸す夏酒『旭興・スーパー普通酒』を頂きました。この酒は、夏のこの時期に合わせて造った、搾りたての無濾過生原酒です。栃木県産の酒造好適米を50％まで磨いて醸した純米大吟醸クラスのお酒ですが、等外のお米なので、敢えて、普通酒と名乗っています。

しかし、そこは旭興さん！原料米以外は、通常の、いや、それ以上の手間をかけて造り上げてきました。一口含むと、ピチピチとした弾ける柑橘系の香りと共に、ジューシーな甘みが広がります。ああ～、旨いなぁ！と、思わず心の声が出てしまいました(笑)それでいて、キリリとした酸味が甘さをまとめ上げて、爽やかな後口をもたらしてくれる辺りは、さすが、技術の高さを感じさせますね！

そして、夏酒に合わせて頂きました肴は『親子焼き』という、厚焼き玉子です。先日、お客様から教えて頂いた玉子焼き専門店のメニューの中で、どうしても気になっていたものです。親子焼きとは、厚焼き玉子の中に出汁で煮た鶏のひき肉とみじん切りにした玉ねぎを入れて作った厚焼き玉子なんです。その旨さは、想像以上で、これだけで立派なメイン料理となります。

ジューシーな旭興の夏酒を、クイィと一口流し込んで、追いかけるように親子焼きを頬張れば、そこは別世界のような素敵な空間が広がります。あ！忘れてましたが、ピリ辛味のマーボー茄子との相性も抜群ですよ～。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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