店主の独り言

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2016.07.08
『大子ブルワリーとの出会い!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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ビールを飲んだ時の喜びはと言ったら、喉を通った瞬間の清涼感ではないでしょうか!『喉ごしの良さ』という表現も、ここからきていると思います。海外には、コクのあるものや香りのあるものなど、色々なタイプのビールがありますが、梅雨のある日本では、このようにスッキリとした味わいの物や、後口に苦みの残るタイプの清涼感のあるビールが私たちの口に合ったのでしょう!

事実、私も初めてビールを飲んだ時には苦くてあまり好きではなかったのですが、いつしかその苦みを心地よく感じるようになりました。それが大人になるってことでしょうか(笑)また、サラサラと飲めてしまう喉ごしの良さから、蒸し暑いときには、味わうと言うよりも流し込むと言った飲み方をしていました。スッキリとした飲み口の国産ビールは、どれを飲んでも皆、同じように感じてしまうのは、私ばかりではないと思います。

しかし、『大子ブルワリー』さんとの出会いが国産ビールに対する認識を変えてくれるきっかけになったんです。それは、今から遡る事20年前の夏の事です。茨城県と栃木県の県境に位置する大子の山奥に、ビール工場を立ち上げた綿引社長にお会いしました。そして、その出来上がったビールを飲んだ時に、こんなに美味しいビールが地元で飲むことができるのか!と、驚いたのが、昨日の事のように思い起こされます。

そのビールは『やみぞ森林(もり)のビール』と名づけられ、八溝山系の冷涼なる湧水と自然豊かな大子の四季を愛する綿引さんの想いが込められています。機械部品関連の会社を経営していた社長さんが、仕事の関係でドイツを訪問した際に、そこで飲んだビールの美味しさに惚れ込んでしまい、自分の故郷でもこれと同じものを飲んでみたいという、本人の壮大な夢から始まったそうです。

お酒業界には縁がなかったにも関わらず、美味しいビールが飲みたい!という一念から、本場ドイツの醸造機械設備や原材料は勿論の事、ブラウマイスターと呼ばれるビール職人の方までも、日本に連れてきてしまったんです。それは、売るためではなく、純粋に飲んで美味しい物を作るための想いからの行動だったのでしょう!

しかし、それからの苦労は並大抵のものではありませんでした。国産大手メーカーのビールに慣れ親しんでいた酒屋や消費者の認識とのズレに様々な問題が起こってきたのです。少し、話が長くなってしまったので、この続きは、また明日書きたいと思います。

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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