- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋【度胸で仕入れ、情熱で売る!】
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
今日は、全国的に雨模様のお天気ですが、来週後半にはいよいよ梅雨明け宣言が発表されるかもしれませんね!グリーンカーテンとして事務所脇のプランターに植えたゴーヤーも、今年は台風の被害もなくすくすくと育ち、もうすでに日除けの役割を担うほどになっています。あとは、ゴーヤーの実が大きくなるのを待つばかりです(笑)
さて、昨日に引き続き『大子ブルワリー』さんについてお話ししたいと思います。私がお付き合いを始めた20年前は、今のようなクラフトビール・ブームのようなものはなく、地方のビール工場が作る地ビールなんて見向きもされませんでした。それでも、ブルワリーに併設されたレストランで出来たてのビールを味わった方たちの口コミもあって『やみぞ森林のビール』の名前が徐々にですが広まって行きました。
酒関係の業者からの問い合わせも多くなり、扱う酒屋の数も多くなっていった、そんな矢先に事件が起きました!ある販売店で購入した消費者の方から、ビールの味がおかしい!とクレームが入ったのです。大子ブルワリーさんの造るビールは熱処理をしない本生なので、冷蔵庫にて管理しなければならないのですが、その販売店では常温の状態で販売されていた為に、ビールの中身が変質してしまったのです。
国産のビールは、生ビールの表示があっても常温で流通し、販売することができるように製造されているので、ビールを冷蔵庫に入れておかないとダメになってしまうという意識がなかったのだと思います。その後、冷蔵管理の出来ない販売店での扱いを取りやめ、社長自ら配達し、直接販売の現場を見ることにより、クレームもなくなりました。販売数量よりも、ビールの品質を守ったのです。
『やみぞ森林のビール』は、現在4種類の味わいがあります。フルーティな香りでシャンパンのようなピルスナー、リンゴのような甘みと酸味のある小麦を意味するヴァイツェン、スッキリとした飲み口のヘレスは国産ビールに近い味わいです。そして、ブラウマイスターが大子の四季を感じて造るシーズンビールは季節ごとに変わり、現在は赤褐色の色合いながらスッキリとした味わいのヴァイツェン・デュンケルが詰められています。
20年たった今でも、さらりとした口当たりながら、余韻の長い旨味とコクが楽しめる味わいは、創業当時と変わりません。何しろ、このビールの一番のファンは社長自身であると同時に、最も厳しい目を持った消費者でもあるのですから・・・。また、テラス席に腰かけて山々の緑を眺めながら、出来たてのビールが飲みたくなってしまいました!
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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