店主の独り言

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2016.07.17
『夜明け前との出会い!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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私の所で扱っているお酒達は、私自身の手で探し求めて来たものばかりなので、商品に対する愛情はもとより、蔵元様への想いはとても深い物を持っています。しかし毎日、朝から晩まで、お酒に関わり、お酒に囲まれた生活を送っていると、いつしかそのお酒があることが当然のようになってしまい、それぞれのお酒が持っている魅力を忘れてしまいがちになります。

時と共に感動や愛情が薄らいでしまったりもするのと同じですね。おっと、私の奥さんへの愛情はいつになっても薄らぎませんが・・と言っておかないと!(笑)
そうならないためにも、今一度、お付き合いを始めたころの事を思い出したり、好きなところを見つけ出して、お酒達に対する気持ちを思い起こしてみたいと思います。

『夜明け前』はいざという時にとても頼りになる存在なんです。香りと味わいのバランスに優れていて、後口のキレも良いので、どなたが飲んでも『美味しい』と言って下さる安定感抜群なお酒なんです。うちの奥さんは、『純米吟醸のお手本のような酒』だといつも言っています。ですので、お酒の初心者の方からベテランの方(笑)、ご贈答のお酒としても安心してお勧めできる、本当に頼りになる酒なんです。

『夜明け前』との出会いは、遡る事、今から22年くらい前になります。その当時は、県外の蔵元様と直接のお付き合いがほとんどありませんでしたが、知り合いの紹介で伺ったのが『夜明け前』の蔵元である小野酒造店様でした。初めて伺う土地で道がよく分からず、約束の時間に遅れてしまったのですが、自家製の粕漬けを用意して快く受け入れてくれました。

一通り、蔵の中を案内して下さった後に通された部屋には、蔵元が造るお酒が全て並べられており、『これが、私たちの全てです。どれでも好きなだけ味見してください!』と言われました。そこには、他に何も隠すところはありません、という姿勢の表れで、反対に、私の気持ちが試されているような印象を受けました。

それは、後に応接間での会話の中で明らかになるのですが、その時、私の頭の中ではその真意を理解することはできませんでした。何しろ、今までは問屋さんからの仕入れが中心でしたので、蔵元様と直接お取引するという事は、直接、商品を仕入れて、販売する事だと単純に思っていました。

この『夜明け前』との出会いが、その後の私の酒屋人生に大きな影響を与えたと言っても過言ではありません・・・。

話が長くなってしまいましたので、今日はここまでに致します。この続きは、また明日お話しさせて頂きます。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

『笑顔は最高のサービス!』
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