皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

いまだに梅雨が明ける気配はなく、一体いつになったら今年の夏が来るのでしょうか？そんなことを考えているうちに、あれ程店内の日本酒冷蔵庫を賑わせていた『夏酒』達がポツリ、ポツリと姿を消し始め、棚に隙間が目立つようになってきました。

いつも満杯状態の冷蔵庫を見慣れているお客様からも、ビックリされたように『また、随分と、冷蔵庫の中がさみしくなってきたね～！』とお言葉をかけられる始末で、このままでは、夏が来る前に肝心の『夏酒』が無くなってしまいそうで、毎日、ドキドキしながら冷蔵庫の中の商品を整理しています。季節の変わり目に、商品が入れ替わるのが好ましい事なのですが、シーズン前になくなると言うのは、あってはならないことです。

『夏酒』の次の季節品は、秋（９月、１０月）に出る『ひやおろし』なので、それまで販売する分を考えて、四合瓶と一升瓶を割り振って仕入れるようにしています。例年であれば、暑い時期には四合瓶をお買いになる方が多いのですが、今年は梅雨明けも遅く、暑い日があっても長く続かなかったこともあり、四合瓶よりも一升瓶を買い求める方が多く、予想よりも早くなくなってしまいました。

とはいえ、このままでは冷蔵庫が淋しいので、ひとまず、応急処置として、倉庫のプレハブ冷蔵庫にある在庫を全て持って来て、同じ銘柄を複数列で並べることで、棚が空いている状態をなくす様にしています。また、蔵元様から、新たに夏向きのお酒を仕入れることで、皆様方へご迷惑がかからないようにして行こうと考えています。

幸いにも、これから『夏酒』を発売しようとする蔵元もあったり、８月末まで継続して販売してくれる蔵元があるので、お売りする商品がない！なんて事は回避できそうです。最初に入荷した夏酒を一通り飲まれた方にとっても、新しい顔ぶれに出会える良い機会かもしれません！本格的な梅雨明けとなる８月からは、『夏酒の第二ステージ』開幕と言った感じです。

大都市圏では、日本酒の世界でも季節先取りとばかりに、ゴールデンウイークのころから夏酒が並び始め、８月のお盆の頃には『ヒヤオロシ』が出始めますが、季節感を肌で感じて、旬の物を味わってこそ、本当の楽しさというのがあるのだと思います。猛暑になると言われる今年の夏でも、皆様に喜んでいただけるような提案を考えていこうと思っております。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

『準備万端、さあ来い夏酒！』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/06/02/201606-article_2-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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