店主の独り言

blog

2016.07.27
『水戸の老舗履物店を訪ねて!』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

画像

夏祭りや花火大会が各地で行われており、私の住んでいる水戸でも、来週末には『水戸黄門祭り』が、金曜日の花火大会を皮切りに日曜日まで開催され、一年で一番水戸の街が賑わう?イベントです。私の店は花火大会の会場に近いこともあって、浴衣を来た沢山の方々が店の前を通り過ぎて行かれます。色とりどりの浴衣姿はとても華やかで良いものですね!

ところで、浴衣を着るときに、なくてはならないものが『下駄』です。先日、妻が下駄を新調したいという事で、下駄や草履を扱っているお店を探すことになりました。私も長く水戸に住んでいますが『履物屋』の記憶がありませんでしたので、インターネットと口コミを頼りに探したところ、市内に一軒だけ見つかったんです。

そのお店は、昔から水戸で履物屋を営んでいる老舗で、水戸のメインストリートに面し、私も子供のころからその店の前を何度となく通っていましたが、見ているようで、見ていなかったと、改めて感じました。

今回、訪れた『小林履物店』さんは、歴史を感じさせる石造りの外観で、ショウウインドウには沢山の下駄や雪駄が所狭しと飾られ、ガラス越しにのぞいた店内は、数人が入ると一杯になってしまうほどの広さですが、鼻緒を付ける作業台があって、趣のある雰囲気を漂わせています。ガラス戸を引いて店内に入ると、笑顔の素敵なお姉さんが奥から出てきて、出迎えてくれました。

話を伺っていくと、このお店の下駄は、国産の良質な材料を使って、専門の職人が一つづつ手作業で作っているそうです。それは、雪駄や鼻緒に至っても同じことで、良いものは肌触りがよく、長く使うことができるそうです。また、履き心地などの調整や修理などの相談にも気軽に乗ってくれる辺りは、豊富な経験と専門知識のなせる業だと思いました。

お陰様で、今回はとても素敵な下駄を購入することができたのですが、実際に買う側の立場になって、最初の一歩を踏み入れることの大切さを感じました。私のような個人商店は、扱っている商品やその値段、店主の雰囲気などが分かりにくく、もし自分の欲しいものが無かった時に、何も買わないで出たらまずいかな~なんて感じてしまって店に入るのを躊躇してしまいます。個人店は敷居が高いってこういう事なんですよね。

お客様が気軽に入れて、思いやりを持った接客が出来る様な『敷居は低く、奥行きの深い』店を目指したいと思います。お気に入りの下駄を手にした妻の喜ぶ姿を見ていたら、私も欲しくなってきてしまいました(笑)

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

画像

小林履物店様
水戸市泉町3-7-21 029-221-3478
営業時間 10:30~ 

『貴方の心を満たす逸品、ご用意いたします』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/04/24/201604-article_24-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

お酒の最新入荷情報!
twitter.com/kinase_sake

フェイスブックもやってます!
www.facebook.com/kinasesaketen

楽しい飲酒生活のためにワンクリックを、お願いします!
  ↓

人気ブログランキングへ

blog search

月別