皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

台風一過となった今日は、朝から青空が拝めるのかと思いきや、昨日以上に猛烈な雨が断続的に降り注いでいます。時折、雷も鳴り響き、店内の有線放送の音楽も途切れ途切れの状態となっているために、いつ停電となるのか心配で、落ち着いてパソコン作業も出来ません。

台風がもたらした南風の影響から、むわっとした生暖かい空気と豪雨による猛烈な湿気によって、不快指数は２００％越えとなっています。店内に設置している除湿機も朝からフル稼働で、すぐに貯水タンクが満水になってしまいます(泣)エアコンを上手く使いながら除湿をして、店内環境を少しでも良くするように苦心しているのですが、この時期は何ともうまく行きません・・・。

こんな天候の時に気になるのが、洗濯物の生乾きの臭いなんですよ！最近では消臭効果のある洗剤や芳香剤などが開発されているので、昔ほどではありませんが、あの匂いはどうしてもいただけませんね。先日のブログで、日本酒の香りと臭いについてお話ししたところ、『やはり、あの香りは良くない臭いだったんですね！』と言った様なご意見を伺いました。

また、それと同時に『他にはどのような臭いがするのですか？』というご質問もいただくようになりました。そこで、今日は、ほんの一例ではありますが、日本酒に良くありがちな良くない臭いについてお話ししたいと思います。それらの臭いは、お酒の製造段階によるものもあるし、保存管理によって生じるものがあるので、一概にその原因が何なのかについてはハッキリとしたことは言えませんので、ご了承ください。

よく、お客様から聞かれるものに『お漬物の臭い』というものがあります。この場合は、『浅漬け』ではなく『ぬか漬け』の臭いです。酸味を伴った、ツンとした臭いで、生酒など冷蔵管理が必要な物を、温度の高い状態で保管した際に表れます。これらと似た臭いに、チーズやヨーグルトのような臭いが挙げられます。他にも『エステル臭』と言われる、シンナーやセメダインのような刺激的な物や、樽酒でもないのに木の香りがするものなどがあります。

普段生活している中では、傷んだお酒を飲む機会にはそうそう出会えるものではありません。ましてや、せっかく気に入って購入したお酒をわざわざ傷ませてしまうことなんて考えられません。でも、良い状態を知らないと、ダメになった物にも気が付かない事があります。何か、気になるようなことがありましたら、お気軽にご相談ください。気持ちがすっきりしないまま飲んでも、ちっとも美味しくありませんからね・・・。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

『日本酒の香りと臭いについて・・・』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2016/08/15/201608-article_15-html/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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