店主の独り言

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2016.09.19
『コース料理に合わせるワイン選びの目安！』

店主の独り言

お酒の学校・ワイン編

皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

雨の連休となってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか！私は、久しぶりにのんびりとした休日を過ごしています(笑)とは、言っても、家の中にじっとしている性分でありませんので、水戸を中心に茨城の魅力を探して、あちこちへ出かけています。

今年は、『○○の秋』を堪能しようという事で、先日のビックバンドジャズに始まり、常陸太田のブドウ狩り、と、様々な秋を楽しんでいます。そして、今回は『食欲の秋』を楽しむべく、お洒落なレストランへ、フランス料理のフルコースを楽しみに出かけてきました。

出かけた先は、、水戸の郊外にあるレストラン『シェ・ケン』さん。洋館のような雰囲気の素敵なお店です。重厚な扉を開けて店内に足を踏み入れると、華やかな空間が目に飛び込んできます。今回は、旬の味覚が盛り込まれた『季節のコース（全９品）』を頂くことにしました。もちろん、ワイン好きの私としては、このような素晴らしい料理を前に飲まないわけにはいきません！

せっかくのフランス料理、ワインと一緒に楽しみたい！でも、どんなワインを選んだらよいのか分からないと悩まれている方も多いと思います。そこで、ワイン選びの目安について、簡単にお話ししたいと思います。まずワインの予算ですが、一般的な目安としてはコース料理の値段と同じくらいものを選ぶと良いと思います。例えば一人5000円のコースを二人で食べる時は、ワインの予算は二人で5000円分と考えます。人数や飲む量に合わせて、泡物や白、赤等、選んでいきます。もし、どうしても一本だけという時には、アルザス産など、コクのある白ワインを選ぶと前菜から魚、肉料理まで重宝してくれます！

今回私が選んだワインは、白ワインと赤ワインの二種類です。選定のテーマは、『爽やか辛口の白とコクのある赤』です。白は、フランス・ロワール産の『ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ』。キリリとした酸味とキレのある後口が爽やかで軽やかな味わいです。前菜から魚料理までとても良く合います。続いて、赤ワインはボルドー・メドック産の『シャペル・ド・ポタンサック2007』。肉料理に合わせてしっかりとしたコクと柔らかな渋味が楽しめます。もし、知っている銘柄がなかったり、迷った時には、気兼ねすることなくお店の方に相談するのが良いですね！