皆さんこんにちは！
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る！』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です！

当店は酒類以外にも実は調味料も扱っています。ご存知でしたでしょうか。その中でも地味に根強い人気があるのが、味噌です。今日は当店おすすめの味噌をご紹介したいと思います。
そのお味噌は、神奈川県相模原市の井上醤油屋さんが造る『喜右ヱ門・翁（おきな）味噌』という麹味噌です。地元に住む友人から美味しいからと紹介され、お付き合いをさせて頂いています。昔から醤油やお味噌を造っている家族経営の小さな蔵元ですが、大豆や塩をはじめ、使用する原料にはとことんこだわり、代々伝わる完全手作りによる丁寧な仕事によって生みだされる味わいは、井上家の卓越した技と伝統を十分に堪能できる逸品です。

味噌は日本人なら昔から馴染みのある調味料です。みそ汁をはじめ、お漬物や付け合せなどに使われる、『お袋の味』の中心的存在です。私の味噌に関する思い出と言ったら『みそおにぎり』です。握り飯の周りにお味噌を塗った物で、子供の頃それが学校から帰って来ると食卓の上に作ってあって、おやつに食べていたことを思い出します。時々ちょっと手を加えて、俗に言う『焼き味噌にぎり』になっていたりすると、その香ばしさがとても嬉しかったものです。

また夏になると決まって食卓に登場していたのが、キュウリと味噌の『もろキュー』であったり、葉生姜に味噌をつけたりと、味噌は醤油と並ぶ万能調味料でした。その当時、我が家でどのような味噌を使っていたかは定かではありませんが、今現在、私の家では『喜右ヱ門・翁（おきな）味噌』を愛用しています。

『喜右ヱ門・翁（おきな）味噌』の味わいは、とてもマイルドでクセがなく、それでいてどこか温かみを感じる懐かしい味です。昔よく食べた『みそおにぎり』や、採れたてのキュウリをさっと冷水で洗って付けて食べた味噌の味を思い出します。また、どんな具材とでも相性は抜群で、この味噌で作った具材たっぷりの『豚汁』はいつもより一杯多くおかわりしてしまいます。

そして我が家の味噌を使った料理の中で私の一番の好物は、『モツの煮込み』です。豚の白モツを何度も何度もゆでこぼした後、味噌、醤油、酒、砂糖、生姜、ネギを加えて、弱火でじっくりと煮込むのです。これに使う味噌は『喜右ヱ門・翁（おきな）味噌』でないと良い味にならないんだと妻は言います。 妻の作る『モツの煮込み』は最強の晩酌の友です。

普段何気なく使っている醤油や味噌等の調味料ですが、晩酌で飲むお酒を選ぶ際には、味わい、飲み方を意識して購入している方も、調味料までは意外と気にしていない方が多いと思います。口にする機会の多いものだけに、ほんの少し気にかけるだけで、毎日の食事が楽しいものになるかもしれませんよ！

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

『喜右ヱ門・翁（おきな）味噌』１kg 860円（税別）

『留吉の隠し醤油』 1.8L 900円（税別）

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