店主の独り言

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2016.10.05
『本格焼酎とはどんな焼酎?』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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10月1日の『日本酒の日』が記憶にまだ新しい所ですが、『今日は何の日』シリーズということで、11月1日は『本格焼酎と泡盛の日』だという事はご存知でしょうか?焼酎は一般的に8月から9月にかけて酒造りが始まり、新酒ができあがるのが11月1日前後だと言われています。そこで、日本酒造組合中央会はその年の新酒が飲める11月1日を『本格焼酎と泡盛の日』に制定(昭和62年9月)しました。

もともと『焼酎』とは、鹿児島など九州各地を主産地とする本格焼酎(単式蒸留焼酎)を指す呼称でしたが、約150年前に海外から伝えられた連続式蒸留方法で造られた連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)も、酒税法では『焼酎』に区分されるようになりました。また、最近では『混和焼酎』というものが多く出回るようになってきました。

『本格焼酎』の法令上の定義としては、麹を使用している事、原料は穀類・いも・酒粕・黒糖及び穀類、イモ類を主原料とするその他、単式蒸留器で蒸留したものである事、水以外の添加物を加えない事、とされています。

一方、『混和焼酎』とは、本格焼酎ブーム以降に増えてきたもので、無味無臭の『甲類焼酎』を主原料として、芋や麦の風味を出すために、『本格焼酎』を少量混和したもので、低予算で商品化することができます。大手メーカーを中心に造られており、現在では至る所で目にすることができます。

これら混和焼酎のラベルには『麦○○』とか『芋○○』と言った名前を大きく表示したものがあり、一見すると本格焼酎と見間違えてしまうものがあります。本格焼酎だと思って買ったのに、後でラベルをよく見たら混和焼酎と表示されていた・・・なんてことにならないようにご注意ください。ラベルに目を凝らせば、本格焼酎か混和焼酎かが、判別がつきますので、機会があったら見て下さい。

500年余の歴史をもち、伝統の製法を受け継いで造られてきた本格派の焼酎は、原料特有の芳香と風味が楽しめます。もし迷った時には、『本格焼酎』の記載を見つけてみましょう!

本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

写真のお酒は、向かって左から

鍛高譚(たんたかたん)20度 720ml 862円(税抜)

がんこ焼酎屋・芋・27度 720ml 1,400円

本格焼酎編『貯蔵・熟成』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/06/30/201506-article_30-html/

『お酒の学校を始めます』
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