店主の独り言

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2016.10.12
『蔵元訪問弾丸ツアー、蔵元訪問編』

  • 店主の独り言

皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!

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博多港からフェリーに揺られること2時間、壱岐の島の芦辺港に上陸したのは、夕方の4時を過ぎた頃でした。島に滞在できるのは、翌日の午後2時のジェットフォイールの出航まで。限られた時間ですが、壱岐の島の魅力を存分に楽しもうということで、早速、蔵元様へ直行しました。

壱岐の島は横幅が約15キロ、縦が20キロの島なので、どこへ行くのもとても便利なんです。現在島の中に7軒の麦焼酎の蔵元さんがあって、それぞれ個性あふれる壱岐焼酎を醸しあげています。

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この日伺った『壱岐の島酒造』さんは、フェーリーが着いた芦部の港から車で20分位の距離です。壱岐の島酒造さんは、元々は1984年に6軒の蔵元さんが集まってできた協業組合で、2010年に現在の社名に変更されました。麦焼酎をはじめリキュールや日本酒など様々なお酒を造っています。当店とのお付き合いも15年以上になり、壱岐焼酎と出会った記念すべき最初の蔵元様なんです。この蔵最大の特徴は、焼酎を樫樽で長期間熟成させていることで、貯蔵庫の中には焼酎の詰まった沢山の樽が天井まで何段も積み上げられています。その光景は思わず『おお~!』と歓声を上げてしまうほど圧巻です。

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せっかくなので、石橋副社長と吉田専務を誘って、樽の前で記念撮影をさせていただきました。この樽の中で眠っているのは、壱岐の蔵さんの代表銘柄の『無一物』です。シェリー樽で熟成された甘い香りが魅力的なお酒で、当店の人気ナンバーワンです。レモン炭酸で割ったハイボールは、みどりさんの大のお気に入りなんですよ!いつか『樽ごと一本買います!』って言えるように頑張ろうね~とみどりさんと話しました(笑)

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日付が変わって翌日お邪魔したのは『天の川酒造』さんです。社長兼杜氏の西川さんがお一人で造っている島の中で一番小さな蔵元さんです。天の川酒造さんのお酒は、麦の風味と米の甘みに加え、芳醇なコクと旨味が最大の魅力です。それは、最低二年以上は熟成させてからビン詰めすると言う、蔵元の姿勢から生まれます。それ故、とても大きな倉庫の中には、熟成用のお酒が詰められたタンクや樽が、所狭しと置かれ、出荷の時期を待っています。現在販売されているお酒の中には『天の川VERY OLD30年古酒』という古いお酒があります。

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二軒の蔵元様にお伺いさせて頂いて、酒造りの現場を拝見し、直接お話を伺うと、いっそう蔵元やお酒に対する愛情が強くなります。この人たちが、この場所で、こんな風に造っているんだ~と思うと、その蔵の酒はただの商品ではなく、『特別なもの』に感じられるようになり、現地に伺う大切さを改めて感じます!この感動と気持ちを、一人でも多くのお客様にお伝えして、壱岐焼酎の魅力を感じて頂けたらと思います。

本日も、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

『壱岐の蔵酒造』
ikinokura.co.jp/

『天の川酒造』
amanokawashuzo.com/

『お酒の学校を始めます』
liquor-shop-kinase.co.jp/contents/2015/05/25/201505-article_3-html/

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