- 店主の独り言
皆さんこんにちは!
茨城県水戸市の酒屋『度胸で仕入れ、情熱で売る!』
リカーショップキナセの店主
『楽しい飲酒生活案内人』の木名瀬敦志です!
最近めっきりと寒くなってきて、一気に秋を通り越してしまったようで、温かい鍋料理が恋しく感じられます。完全に冬になってしまえば、厚手の服や暖房器具などを準備するのですが、また気温が上がるとの予報もあり、今のこの時期は中途半端というか、暑いのか、寒いのか、どっちつかずの心境です。
こんな時にオススメなのが『焼酎のお湯割り』なんです!一般的に、焼酎の飲み方と言ったら『オンザロック』や『水割り』を楽しむ方が多いですが、焼酎も日本酒のお燗酒のように温めて飲む『お湯割り』も美味しいんですよ。私は全国の蔵元様へお邪魔した際には、蔵元様とよく一緒に酒を飲みますが、必ずと言っていいほど、焼酎の蔵元さんたちは『お湯割り』を飲みます。
実際に、宮崎や鹿児島の蔵元様へ伺った際にも、彼らと飲む時はいつも『芋焼酎のお湯割り』でした。種子島の蔵元様と飲んだ時にも、甘い醤油にワサビをつけて刺身を食べるときには、芋焼酎のお湯割りがとても良く合ったように感じました。その当時は芋焼酎だからお湯割りなんだと思っていました。お湯で割った方が芋の甘みを楽しむことができるからです。
しかし、その考えは昨年、奄美大島へ出かけて変わりました。黒糖焼酎の蔵元である『龍宮』の富田社長さんと一緒に飲んだ際、私たちが水割りやオンザロックを飲んでいる傍らで、富田社長はお湯割りの黒糖焼酎を楽しんでいました。奄美大島と言うと南国のイメージがあって、黒糖焼酎も冷たい状態で飲むもんだと思っていましたが、いやいや、どうして、現地ではお湯割りが当たり前の飲み方なんです!お湯で割った黒糖焼酎は予想以上の美味しさでした。
そして、先日、壱岐の島へ伺って、壱岐焼酎の蔵元様と一緒に飲んだ時にも、彼らはお湯割りを好んで飲んでいました。しかも、ビールを飲まずにいきなり麦焼酎のお湯割りを飲み始めました。島の乾杯条例で、乾杯は壱岐焼酎を飲もうという事だそうですが、水割りやオンザロックではなく、『お湯割り』だったんです。私も、『郷に入っては郷に従え』で、壱岐焼酎のお湯割りを飲んだのですが、これが!また、島の甘い醤油に良く合うんですよ。
私の結果としては、お湯割りで飲むと、酔い心地も穏やかで、長い時間いつまでも飲み続けることができます。これからの季節、しばらくは『壱岐焼酎のお湯割り』とお土産で買い求めてきた『壱岐の珍味』を肴に、島の夜を思い出しながら楽しみたいと思います(笑)
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
『蔵元訪問弾丸ツアー、壱岐の島編』
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